最近、小さな女の子が、やたらと目につく。
私が住んでいるマンショは、一時ほどの賑わいはないけれど、子供の数は少なくない。
お母さんと二人、手をつないで楽しそうに歩いていく。
夜、お父さんが仕事を終えて、おばあちゃんちに預けてあった子供を迎えに行った帰り道。
「ぱぱ、だっこ!」「だめ」「だっこがいい!」「もう少しでお家だから頑張りなさい」「だっこ!」
お父さんが根負けして、だっこ。
あのころは、時間がゆっくり流れていたなぁ。
最近、小さな女の子が、やたらと目につく。
私が住んでいるマンショは、一時ほどの賑わいはないけれど、子供の数は少なくない。
お母さんと二人、手をつないで楽しそうに歩いていく。
夜、お父さんが仕事を終えて、おばあちゃんちに預けてあった子供を迎えに行った帰り道。
「ぱぱ、だっこ!」「だめ」「だっこがいい!」「もう少しでお家だから頑張りなさい」「だっこ!」
お父さんが根負けして、だっこ。
あのころは、時間がゆっくり流れていたなぁ。
あかねが逝ってから明日で、まる7年。8年目に入ります。
早いような、遅いような、近いような、遠いような...
生きていたら、21歳。
お母さんになった友達もいる。毎年、あかね宛に年賀状をくれる同級生は、今年も元気な姿を見せてくれた。
あかねはどんな21歳になっていただろう。
夢に出てくるあの子はいつも14歳の少女。
少し想像力を働かせて、21歳のあの子の夢を見てみたい。