1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

ちぐはぐ

2013-03-30 18:19:19 | Weblog

思うように物事が進まなくて、自分が「何やってるんだろう」と思うことがよくある。

チグハグで、何の脈絡もない。

でも、いつか、どこかで一つになる。

きっと、そうなる。


さりげなく

2013-03-28 07:09:48 | Weblog

昨日、スーパーの駐車場の出口で、立ちすくむ初老の男性が...。

運転席の私を見て、「ちょっと待ってね。今、横切るから。」と目で訴えている。

でも、男性の気持ちとは裏腹に、足は踏み出そうとしない。

杖を持っていらっしゃるので、麻痺か何か障害がおありになるのはわかるので、しばらく待っていた。

しかし、焦れば焦るほど、男性の足は動くことを拒否しているようだった。

その時、「もしかして」と思い、車のエンジンを切り、男性に近づいた。

男性の腕をとり「落ち着いてください。大きく息を吸って背筋を伸ばしましょうか。」

それから「いち、に。いち、に。」と声をかけながら歩いた。

男性は「短い間に、脳こうそくを繰り返し、いまパーキンソン病を患っている。一度は亡くした命、儲けもんだと思って生きている。」と話された。

そのあと、道を隔てたところにある医院まで送っていった。

私は、今、デイサービスの送迎の仕事をしているが、そのお客さんの中に同じ病気の方がみえるので、どう接すればよいかが少し理解できた。

そして、行動に移すことができた。

障害があって不自由を感じている人を見かけても、どう対処してよいかわからず見て見ぬふりをして、通り過ぎることもあると思う。

勇気をだして声をかけるところから始めてみよう。

さりげなく...


もうすぐ春

2013-03-19 23:58:30 | Weblog

あかねさん。

この前、弟の卒業式があったよ。

名前を呼ばれて、「はいっ」と男らしい声で返事をしていました。

五年前、あなたは卒業式の場にいることはできなかったけど、同級生や先生たちと一緒に卒業しました。

母さんは、勇気がなくて式に参加できなかったことを後悔しています。

あなたの体は存在しなくても、あなたの存在を感じることができたような気がします。

 

介護タクシーの夢は、まだまだ遠いです。

できることから始めようと、ヘルパーの仕事を始めました。