このブログに立ち寄ってくださったかたへ
今回の幻の島への旅で、ひとつの区切りがついたように思います。
それほど充実した旅でした。
ブログを閉じます。
長い間ありがとうございました。
このブログに立ち寄ってくださったかたへ
今回の幻の島への旅で、ひとつの区切りがついたように思います。
それほど充実した旅でした。
ブログを閉じます。
長い間ありがとうございました。
始まりは1冊の旅雑誌。
その表紙に写っていた海。
18年前、あなたが「見たい」といった海。
あなたが、その海にたどり着くには沢山の障害があった。
その障害を、たくさんの人の協力で乗り越えることができた。
その中の一人、はいむるぶしスタッフのTさん。
Tさんには、この旅の大きな部分を支えていただきました。
そのTさんが退職されると聞き、みんなで会いに「はいむるぶし」へ。
1979年ヤマハリゾートとして始まった「はいむるぶし」も来年新しく生まれ変わるために今日で閉鎖されます。
人も場所も時代とともに変わっていきます。
あなたが逝って20年近くの月日が過ぎました。
時は流れるけど、私たちの時間は止まったまま...
いつまでも一緒だよ。
わりとがっしりとした体格の女性が、両側に子供の手を握って立っている。
男の子と女の子。2歳から3歳くらい。
あかねの位牌の後ろで眠っている、あなたのおばあちゃんの写真。
病気で亡くなったと聞いていたので、線の細い女性をイメージしていたけど
母さんのように、がっしりした体格の人だったみたいだね。
男の子が唯一覚えているシーンが、病院のベッドの上でお医者様がおっぱいを診察しているところらしい。
きっと乳癌だったんだね。
小さな子供を残して、どれほど心残りだったことか。
亡くなった後も、魂はこの世から離れられなかったと思う。
子供に置いて行かれる親もつらいけど、
子供を置いていかなきゃならない親は、もっとつらかっただろうね。
もうすぐお盆だわ。
まずは玄関ドアにストッパーを付けなきゃ。
エレベーターは籠が小さいので、「足先が当たるかなー」と自分の体で測ってみる。
部屋の中に段差は無いから大丈夫。ただ浴室だけ1段上がっているので入浴は無理かなー。
入浴サービスを頼むしかないか。
リビングは明るくて広いのでベッドも置けるし、何より、気持ちいい。
壁に大きな海の写真をかけよう。今ある写真は小さすぎて、なんか、笑える。
つい、こんなシミュレーションしてしまう。
退院出来たら、こんな部屋を探そうと思っていたことを思い出した。
風が強くて、小さなボートでは幻の島に近づけなかった。
1日目も2日目も駄目だった。
そして3日目は飛行機の時間に間に合わないので断念。
いつものフェリー航路で小浜島を離れ、幻の島をはるか遠くに見て帰路につくはずが...
幻の島が近い!めちゃくちゃ近い。
「えっ?」
いつもの航路ではない。そう確信した。
船を降りるとき船員さんに「今日は航路がいつもと違いましたね。」と聞くと「いいえ、いつもの航路ですよ。」という返事。
何かが船を引っ張って島に近づけてくれた?
ありがとう。