これは、那覇空港のトイレ・授乳室の写真です。
ストレッチャーにのって移動する娘を運ぶには、飛行機の10席が必要でした。
10席の上にベッドを載せる台を組み立てます。その台に、娘の体を固定します。
飛行機は、一日に何回も往復します。朝、組み立てた台を載せたまま、何回も、往復します。
娘が乗っていない便でも、飛行機は台を載せて飛ぶんです。
その飛行機が飛ぶ、すべての便で10席、空席がないと、娘は乗れません。
だから、搭乗日の数日前でないと、空席の状況が分からず、席が取れないのです。
JALのプライオリティサポートのオペレーター、Mさん(2010年11月16日の記事)のおかげで、飛行機が確保できたのですが、
乗り継ぎの時間は、3時間くらいあったと思います。待合フロアでは落ち着かないでしょうし、トイレのこともあります。
そこで、Mさんが捜してくれたのが、この授乳室だったのです。
ここなら、個室ですので人目にさらされることもなく、くつろげるのではないかと。
当時の授乳室は殺風景な部屋で、小さな流しと長椅子が置いてあるだけでした。
今回、のぞいてみると、中は綺麗にリフォームされていました。
ベッドや調乳机などが所狭しと置かれていて、娘のストレッチャーが入る隙間はありませんでした。