1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

1リットルの涙

2008-10-17 21:22:16 | Weblog
今日、仕事の合間に昼食をとりに家に戻った。
一人でご飯を食べるのは寂しいのでテレビをつけると
「1リットルの涙」の再放送をやっていた。

あの子はこのドラマが好きで、病室が消灯になってから携帯の画面でこっそり観ていた。
夜、私が家に帰ろうとするといつも寂しそうにしていたが、この日だけはいそいそとテレビを観る準備をしていた。おかげで私も後ろ髪を引かれることなく家路につく事ができる。
放送時間中、私は車の中なので、このドラマを見た事がなかった。

脊髄小脳変性症という難病と闘って25歳で亡くなった亜也さんの闘病の記録。
このドラマを観ながら、何を感じていたのだろう。自分と重ねあわせたりはしていなかったのだろうか?暗い病室で涙を流していたのだろうか?

そんなことを考えながら、涙で塩からくなった昼食を食べた。