トゲオが昨日、死にました。
トゲオがうちに来たのは、あかねが亡くなった後だったね。だから、あかねとは会ったことが無いんだね。
あかねを追うように、フクロモモンガが死んで、そのあとにパク子が続きました。
そこに開いた穴を埋めるように、我が家にやってきたのがトゲオくんでした。
寿命は7,8年の予定でしたが、10年生きました。
小さいころは、生きたコオロギしか食べなくて、トゲオのケージの横に、コオロギのケージを置いてコオロギも育てていました。
コオロギは宅急便で届きます。届いた荷物の中から、カサコソと音が聞こえる。
クロネコのお兄さんは、なんと思ったかしら。
コオロギから固形のフードに移行する時は大変でしたね。
何日も、何も食べないので、根負けしてコオロギをあげてしまったり、後悔したり。
ペットショップのお兄さんに「絶対に食べるようになるから、それまでの我慢です。」と励まされたわね。
1年くらい前に、近所にできたホームセンターのペットショップに、自前のフトアゴヒゲトカゲをつれて、販売促進にきているお姉さんがやってきました。
13年生きているトカゲで、飼い主の言うことがわかると言ってました。お散歩には宝石のついたハーネスで出かけるそうな。
お姉さんがハーネスを持つとソワソワするって。
「どんどん話しかけてあげてね」って言われたな。
そんなに賢いと思っていなかったので、うちに帰ってからトゲオくんに「悪かったね。」と謝りました。
トゲオくんも、そちらの世界に行ってしまいました。
Iのおばちゃんも、Mのおじちゃんも、そちらの世界に行ってしまいました。
母さんも、いつかはそちらに行くから、待っていてくれるといいな。