1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

トゲオがそちらに行ったよ

2018-05-11 02:00:05 | Weblog

トゲオが昨日、死にました。

トゲオがうちに来たのは、あかねが亡くなった後だったね。だから、あかねとは会ったことが無いんだね。

あかねを追うように、フクロモモンガが死んで、そのあとにパク子が続きました。

そこに開いた穴を埋めるように、我が家にやってきたのがトゲオくんでした。

寿命は7,8年の予定でしたが、10年生きました。

小さいころは、生きたコオロギしか食べなくて、トゲオのケージの横に、コオロギのケージを置いてコオロギも育てていました。

コオロギは宅急便で届きます。届いた荷物の中から、カサコソと音が聞こえる。

クロネコのお兄さんは、なんと思ったかしら。

コオロギから固形のフードに移行する時は大変でしたね。

何日も、何も食べないので、根負けしてコオロギをあげてしまったり、後悔したり。

ペットショップのお兄さんに「絶対に食べるようになるから、それまでの我慢です。」と励まされたわね。

1年くらい前に、近所にできたホームセンターのペットショップに、自前のフトアゴヒゲトカゲをつれて、販売促進にきているお姉さんがやってきました。

13年生きているトカゲで、飼い主の言うことがわかると言ってました。お散歩には宝石のついたハーネスで出かけるそうな。

お姉さんがハーネスを持つとソワソワするって。

「どんどん話しかけてあげてね」って言われたな。

そんなに賢いと思っていなかったので、うちに帰ってからトゲオくんに「悪かったね。」と謝りました。

トゲオくんも、そちらの世界に行ってしまいました。

Iのおばちゃんも、Mのおじちゃんも、そちらの世界に行ってしまいました。

母さんも、いつかはそちらに行くから、待っていてくれるといいな。

 

 

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