このブログでは、楽曲においての表現、ということについて何度か書いているけれど、具体的なことはあまり書いていない。なぜかというと、それはメンバーが個々人で考えて工夫してこそ意味があるものであって、「ここをこういう風に」と教えられてするのでは意味がないからだ。まあメンバーがこんなところを読んでいるわけもないんで、書いても構わないところなのだが、一応「もしかして読んでいるかも」的な脳内妄想は維持したいので(^_^;)。
とは言え、あまり抽象的なことばかり書いていても、何のことを言っているか分からないという人もあろうかと思う。なので、こんな偏屈なブログを読んでくれている方に向けて、私がどういう点について「表現の工夫」ということを言っているのか、1 つだけ例を挙げておきたい。
ここでは「誕生日の夜」を取り上げる。この曲は恋人が特別な企みで、誕生日を素敵なものにしてくれるというストーリーで、基本的にはもちろん、幸せな笑顔で歌うべきものだ。だが、歌詞を詳細に読み解くならば、その笑顔は 1 曲を通じて同じものではあり得ないことが分かる。
1 番では、恋人が何か企んでいることに気付きつつも、その「何か」が分かっていなかったところへ、いきなり「♪大きい声で 歌い出した」ことに驚きと、そして「♪恥ずかしいわ みんな見てる」という戸惑いが残っているはずだ。しかし、2 番では「♪店中 みんな 歌い出して」いる状態に、いわば開き直って「♪そうよ 私が主役だわ」という心境になる。こちらは少し誇らしげな、100 %の笑顔になるだろう。
では、リフレインでの「♪恥ずかしいわ みんな見てる」以降は、どういう表情をすれば良いだろうか?ということは、あえて述べずに、個々の解釈に委ねておきたい。ヒントだけ書いておくと、1 番での同じ歌詞の部分とは違うことは言うまでもないが、2 番での笑顔とも同じではないだろう。恋人との絆を実感したことによる「充足された幸福感」を反映することが鍵になるのではないかと思う。
ここでは顔の表情についてだけ述べたが、もちろん歌い方やフリを含めたあらゆる点で同様のことが言える。つまるところ、歌詞の内容に合わせて、しっかりと「気持ち」を作り、楽曲そのものを「演じる」ことが重要なのだ。そしてこうしたプロセス、つまり楽曲をどう解釈し、どういう表情や歌い方に反映させていくか、というところに「その人らしさ」というものが滲み出して来ることになる。
…と「私は」思っている、というのを、いつものお約束通り付け加えておこう。私はただの素人客なので、これが「正しい」などとは思っていないが、ただ私個人としては、そういう風に気持ちを作って演じるように歌ってくれる人を「良いなあ」と感じる、ということで。
とは言え、あまり抽象的なことばかり書いていても、何のことを言っているか分からないという人もあろうかと思う。なので、こんな偏屈なブログを読んでくれている方に向けて、私がどういう点について「表現の工夫」ということを言っているのか、1 つだけ例を挙げておきたい。
ここでは「誕生日の夜」を取り上げる。この曲は恋人が特別な企みで、誕生日を素敵なものにしてくれるというストーリーで、基本的にはもちろん、幸せな笑顔で歌うべきものだ。だが、歌詞を詳細に読み解くならば、その笑顔は 1 曲を通じて同じものではあり得ないことが分かる。
1 番では、恋人が何か企んでいることに気付きつつも、その「何か」が分かっていなかったところへ、いきなり「♪大きい声で 歌い出した」ことに驚きと、そして「♪恥ずかしいわ みんな見てる」という戸惑いが残っているはずだ。しかし、2 番では「♪店中 みんな 歌い出して」いる状態に、いわば開き直って「♪そうよ 私が主役だわ」という心境になる。こちらは少し誇らしげな、100 %の笑顔になるだろう。
では、リフレインでの「♪恥ずかしいわ みんな見てる」以降は、どういう表情をすれば良いだろうか?ということは、あえて述べずに、個々の解釈に委ねておきたい。ヒントだけ書いておくと、1 番での同じ歌詞の部分とは違うことは言うまでもないが、2 番での笑顔とも同じではないだろう。恋人との絆を実感したことによる「充足された幸福感」を反映することが鍵になるのではないかと思う。
ここでは顔の表情についてだけ述べたが、もちろん歌い方やフリを含めたあらゆる点で同様のことが言える。つまるところ、歌詞の内容に合わせて、しっかりと「気持ち」を作り、楽曲そのものを「演じる」ことが重要なのだ。そしてこうしたプロセス、つまり楽曲をどう解釈し、どういう表情や歌い方に反映させていくか、というところに「その人らしさ」というものが滲み出して来ることになる。
…と「私は」思っている、というのを、いつものお約束通り付け加えておこう。私はただの素人客なので、これが「正しい」などとは思っていないが、ただ私個人としては、そういう風に気持ちを作って演じるように歌ってくれる人を「良いなあ」と感じる、ということで。
私は、カギさんと同様に中西さん推しなので、主に中西さんを見ることが多いのですが、特に3rdに入ってからの彼女の表現力には驚かされます。
例えば、カギさんが例に挙げた『誕生日の夜』
での「♪恥ずかしいわ みんな見てる」の部分では、頭を抱えることで『恥ずかしい!!』といった感情が表現できているのではないかと思います。さらに、その後に笑顔を出すことで『恥ずかしさの中にも嬉しさがある』という感情も引き出しているのかな・・・と考えてみたり。
私の中で、最も表現が良く出来ていると思っているのが、『制服が邪魔をする』だと思います。
特に、目付きですね。何か、目の前にいる男性に対して誘惑と言うか、挑発と言うか・・・。
一度だけ、正面からそれを見ましたが、本当に彼女に引きずり込まれたような印象がありました。
それまでは、どちらかと言うと子供っぽさが前に出ていた感があったので、このときはあっさり撃墜されてしまいました(^_^;ゞ
今後にも期待ですね。