AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

情報に対しての心構えについて

2007-11-14 22:25:54 | Weblog
 くやしいので、さっさと次のエントリを載せてしまおう。

 私事だが、この半年ばかり、あれも書こう、そういえばあのことも、などと思いながら書けずにいるうちに、時間だけが過ぎ去って、ついには書かずに終わるということがあまりにも増えてしまった。先日、時間拘束のある仕事が終わったので、しばらくは遊べるかと思いきや、「やあ暇になったんだ、じゃあさっそく」てな感じでいろいろな雑用 ( しかも、ほとんどは金にならない ) があちこちから降って来て 、仕事 ( 収入に結びつくという意味 ) はないのに妙にいそがしかったりする今日この頃。いやもちろん仕事も探さなくちゃいかんのだが。

 で、やっぱり今のうちに書いておく方が良いと思うことについて、いくつか書いておこうと思い、まずは 1 つめ。

 少し前の話になるが、チーム B「候補生」だった人が写真週刊誌で「元メンバー」を名乗って取り上げられていた。あの日、新聞だったか車内吊り広告だったかで見出しだけ見て、その歳の「元」メンバーはいないはずだが、ひょっとすると何か、私の知らないことでもあるのか…と、少しは不安になりつつコンビニに入って雑誌を手に取ったのだった。多くの人と同様、私の最初の感想も「誰だこれ?」だった。

 ただ、こういう事態は、十分に想定できたことだと思う。このブログでも、今年の 1 月に

 候補生とは言え、PARTY 制服を着てステージに登場し、名乗って、写真なども撮られた人は、実際には劇場デビューしなくとも、今後、別の芸能活動をする際に「あの AKB48 に合格した」ということが主張できてしまう。または、本人が主張しなくとも、周囲がそういう認知の仕方をするだろう。AKB48 がもうちょっと売れて来れば、そのブランド力も大きくなるから、悪い言い方をすれば、劇場デビューもしていない人が AKB48 ブランドを利用できてしまうことになるだろう。私としては、それって何かイヤだなあ、という気がする。

…と書いているくらいだ。

 ただ、あの記事では ( 買わなかったので今は確認できないけれども )、確か「候補生」とか「オーディションに合格した」とかではなく「元メンバー」という風に名乗って ( もしくは編集部側によって表記されて ) いたように記憶している。つまり、少なくともその点では、雑誌に登場した人、または編集部が事実でないことを言ったおかげで、AKB48 は不当にマイナスイメージをかぶることになっていると言える。

 まあ、AKB48 側 ( 事務所という意味ではなく、気持ちが AKB48 側にあるという意味 ) でない人にとっては、そもそも「候補生」でも「元メンバー」でも受ける印象に大差ないであろう、というのも事実ではあるのだが、しかし、筋道をしっかり通すという意味では、やっぱり編集部に対して「事実と違う」くらいの抗議はしておきたいところ。真正面から厳重抗議でなくとも、やんわり抗議して「そんなに AKB48 周辺の子ばっかり取り上げるより、これを機会に現役の子を取り上げてくださいよ、無難な水着くらいまでですけど」みたいな交渉に持ち込むのも良いんではないか。

 で、何で今さらその話をしたかというと、前述の今年 1 月のエントリでは、その後に

私の個人的な考え方では、やっぱり劇場デビューで初めてのお披露目、というのが、本当の意味で AKB48 らしいやり方なんじゃないかという気がする。その間に、これからアイドルになるための心構えとか、特にプライベートを明かすことの危険なんかも教えつつ、それまでにネット上に置いていたものを消させたり、それが検索エンジンのキャッシュからも消えるだけの時間を稼いだり必要もあるのかなと。

…という話をしていて、このことがまたつい最近、問題になったようだからだ。

 騒ぎになったページが本当に本人のものであったかも確かでないし、ここではその誰かについてどうこう言うつもりはない。しかし、研究生オーディションに合格してすぐ ( 何人かについてはオーディションの途中段階から ) 名前と顔写真がネット上に出ていて、それから何箇月かが過ぎているのに、つい最近まで個人の顔や名前を出したページが ( 仮に本人のものだとすれば ) ネット上に残っていた、というところに、本人の自覚のなさ、ひいてはそれに対してきちんと教育も対策もできていない大人側の脇の甘さを感じるのだ。

 まず何よりも本人たちに対して、これからアイドルになるということの意味と、そのうえで自分自身の情報の出口をしっかり閉じることの大切さ、ネットのある意味での「怖さ」などを、しっかり教育すべきなのだ。それでも隠れてやろうとする子がいないとも限らないので ( というより、実際に子ども集団を相手にしたことがあれば分かることだが、子どもというのは必ず何割かはそういうことをやるものなのである )、少なくとも大人の側としては、本人の名前などから検索をかけて、怪しいものが出て来ないかどうかくらいの調査をしておくべきなのだ。

 もちろん、教育だの調査だのにはいくらかの人手と、最終的にはその人手をまかなうためのお金がかかることは事実。だが、その程度のことだったら、特に高い専門技能がなくともできるはずで、さほど高額にはならないだろう。今回の騒ぎは、まだ劇場に立つか立たないかくらいの人だったが、これがもし、今回の人に限らず、劇場でレギュラーの公演に参加するようになったり、さらには選抜入りするようになったりしてから発覚したら、ダメージはより大きくなったことだろう。レッスンやプロモーションにかかる費用、そして大きな問題が発覚した際に被るであろう損害の規模を考えたら、早い時期にかかる教育だの調査だのの費用は桁違いに小さくて済むと思うのだが、どうだろうか。

 もしどーーしてもそういうことをするだけの余裕がないなら、私も専門家じゃないけれど、ある程度のことならレクチャーもリサーチもできるので、私がやっても良いくらいだ。ついでに言うと、同じように思っているファンは、たぶんかなりいると思う(笑)。

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