AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

田中将大「僕がここにいる理由」公演初日に寄せて・その1

2015-11-08 22:04:20 | Weblog
 第一印象は「コンサートの終わり間際の曲ばかりから始まる公演」、次いで「横山さんと田野さんを明確にWセンターに据えてブレない公演」だった。

 セットリストは無難というか、冒頭に述べたようにコンサートの終わり間際の曲ばかりから始まる点を除けば、わりあい面白く楽しめた。全員曲はシングル曲中心、ユニット曲もコンサートで演じられることの多い有名曲が多いのは、まあ想定の範囲内。

 ただしユニット曲の「友達でいられるなら」「青春の木洩れ陽」の2曲は、正直言って私もすぐに曲名を思い出せなかったくらいで、かなり狙って内角高めギリギリを攻めていた感じ。特に「友達でいられるなら」は出色の出来。この曲での武藤十夢は「見逃すのは人生の損失」と言いたいレベルの素晴らしさ。茂木ちゃんもそれに引っ張られ、これまでの彼女のパフォーマンスの中で最高レベルの出来。MCでの田野ちゃんの嫉妬も含めて(笑)、本当に見もの。

 ただ内角高めの2曲でバッター(観客)をのけぞらせておいて、外角低めを攻める球があれだったのか、というのはいささか疑問。ゆいはんは頑張っていたし、出来もそれなりに悪くなかったんだけど、やっぱりゆいはんだとワイルドさが足りない印象は否めない。これはゆいはんの責任ではなく、あの曲にゆいはんをアサインした人の責任。セットリスト構成者には、もっともっととんでもない悪球で攻めて欲しかった気がする。

 少し話を戻して「君はペガサス」は、こんな振りだったっけ?という違和感ばかりが募った。一番「私の先入観に」近い演じ方だったのはゆりあ。他方、相笠さんは、ちゃんとやっているのに、キメどころで腰(重心)を後ろに落とすのが気になり過ぎて、疑問ばかり残ってしまった。彼女の解釈なのか、振りつけた人と今回ダンスを教えた人の考え方の違いかは分からないが、ステージ上で私のような素人に見て取れる違和感を生じているという意味では、あまりよろしくないことだと思う。

 個別のメンバーで言うと、今日はとにかく田野ちゃんが良かった。その昔、田野ちゃんは研究生(当時)の中では格段に素晴らしい、と言っていた時期はあるのだけれど、劇場公演(の、たとえば柱外とか、あるいは3列目あたり)で手を抜くようになった田野ちゃんには、正直幻滅していた。だけど今日の田野ちゃんは素晴らしかった。柱の外の3列目にいても、絶対に手を抜かなかった。初日でご機嫌だったのか、仕事としてちゃんとやれるようになったのか分からないけれど、今日の田野ちゃんは公演を通して良かった。これを、この素晴らしさを、ぜひ続けてほしい。気分屋で許されるのは子供のうちだけ。一人の大人として、庇護のないところで一人で仕事をしていくためには、このクオリティを安定して出せるようになることが、何より大事なのだ。田野ちゃんはもともとそれだけの力がある。AKB48の中での処遇に不貞腐れて若い時期を無駄に過ごすより、自分の力を信じてちゃんと勝負に出た方が良い。あなたにはそれだけの素質がある。

 ほか、今日良かったのは、とむ、こじまこ、みーおん。もうほんと、それぞれ何時間もかけて語りたいくらいいろいろあるのだけれど、公演終わった後に入った店が閉店なので、ここまで。ほんとごめん。

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2 コメント

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Unknown (いまいずみ)
2015-11-09 06:31:55
いつも楽しく拝見しています。
できれば、感想の続きをお願いしたいです!お忙しいとは思いますが、ぜひお願いします。
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Unknown (名無し)
2015-11-09 14:06:46
いつも楽しんで読ませていただいています。この公演はセトリ、メンバーともに9期三人が中心を担うかと思うのですが、島田永尾はいかがでしたでしょうか?

DMMで見る限り、永尾はかなり良かったかと思うのですが。島田は逆に一歩引いて若手を目立たせているような印象ですが。
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