AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

会いたかった人に

2006-08-12 19:42:17 | Weblog
 千秋楽のことを、とりわけメンバー全員が MC でそれぞれの思いを吐露したことについて、書きたいのだけれど、こちらもいろいろな思いで胸が詰まり、なかなか最初の一文を書き出せずにいた。けれどやはり、このことから書くべきだと思った。

 駒谷さんが「会いたかった人に会えることが、どれだけ幸せなことか」と言った瞬間、私には何を言おうとしているか分かり、涙があふれて来た。その後の言葉は、私は泣いてしまっていて、正確に聞き取れなかった。でも(少なくとも私には)、最初の言葉だけで、もう十分だった。会いたかった人に、会えることの幸せ。このシンプルで美しい言葉に、駒谷さんの万感の重みが篭められていたと思う。

 だが、表現者として生きていくなら、人の死という重大で厳粛な事柄をこそ、最大の心の糧にして欲しいと思うし、彼女の発した美しい言葉は、すでにそうなっていると感じさせてくれた。会いたい人に、もう会えない悲しみを知っていればこそ、生きて会えることの素晴らしさが、より深く理解できるのであり、その思いが、舞台の上のあなたを、さらに輝かせるのだ。それこそが、彼が最も強く望んだことに違いないのだから。

 あと、発言順が後だったために、たぶん重複しないよう、あえて彼のことを語らなかった人もいたと思う。一番悔しく、悲しかった時に、励ましてくれるはずのファン ( の 1 人 ) がいなかったことも、その人にとっては二重に辛かったと思う。だからこそ、まだ会えるファンからもらった言葉のうれしさ、ありがたさが、なおさら強く実感できたんじゃないだろうか。その気持ちも、ちゃんと分かっているよ、ということで。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2ndを振り返ってMC (AKB49)
2006-08-13 13:27:25
駒谷さんの「会いたかった人に会えることが、どれだけ幸せなことか」という言葉はほんとうに実感のある言葉だと思いました。

自分も高校の時祖母が他界し、その時に同じ様な気持ちになった事を思い出しました。

このMCでの場面は、今思い出しても涙が出てきます。

メンバーもこうやって色々な事を感じ取って表現者として成長してゆくのでしょうね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。