おなじイナ作とは呼ばれても。この生育差って、いったい。
穂肥施肥もおわっていよいよ出穂の時期となったコシヒカリの早期栽培で
すが・・・現場をまわっていると〔残念な状況ですが〕栽培管理を怠って
いる としか思えない、いわゆる“捨てづくりの水田” も存在します。
記録してある そんな典型的な 捨てづくり水田の収穫直前 の 映像が
こちら。
のの
まるで畦草が生えているかのようにイネの株間まで雑草がびっしりと生い
茂り&イネより高い草が生え、日々の水管理や的を得た肥培管理がなされ
なかった様子が窺えます。
光合成をおこなってイネの穂に栄養をおくるはずのイネの止葉がこんなに
も色が褪せている状態では、イネ自体の活力が無いために、いつまでたっ
ても穂の実は充実せず・・・いったいいつが刈り取り適期なのかを判断す
ることもままならない状況である・・・いわゆる典型的な“イネの枯れ熟れ”
の状態だといえるでしょう〔穂が軽すぎて垂れていません〕。
一般的にこうした水田を見るにあたって、たとえば
● 耕地自体が機械化できない場所にある
● 水路が整備されていない
● 田植えはしたものの獣害が甚だしく、やむなく耕作を放棄した
などといったやむにやまれぬ事情があるからなのではないのか と想像さ
れる方も多いと思いますが・・・じつはこの水田の存在する場所は前回ご
紹介した〔管理のいきとどいた〕水田の 道を挟んだところにあるのです。
さらにいえば管理の行き届いていない田の耕作者は、農業県の宮崎におい
てもけして小さいとはいえない〔他人の田んぼを借りての耕作もしている
中規模より上の、機械化された〕農業者であります。
ちなみに、 管理のいきとどいた水田 の 同時期の映像はこちら。
のの
参考までに下の写真は [上記のイネ刈り前よりもすこし早い段階の]
両者の田んぼのイネの株間 を写した比較写真となります。
のの
のの↑のの ↓
のの
・・・こういったおなじような条件下での イネつくりの差 を見たとき
には、どうしてもおもわずにはいられないんですよ。
こんなに栽培条件の良い田であっても“捨てづくり”をする農業者がいる
のであったら、そんな水田を〔親が農業者ではないという、ただそれだけ
の理由で農地をかりることもままならない〕非農家出身のやる気のある就
農希望者に貸してあげればよいのになって。
「作る作物別にもちろん調整は必要だが、基本的に農家の税金は、
面積あたりの一定額として一律料金にします」なんていう税法になれ
ば、みんな血まなこになってその作物に対する単位面積当たりの品
質と収量を上げようと試みだすにちがいない。そして・・・結果的
に農業は発展していく・・なんて思うのですが、そんなアイディア
はいかがでしょう/笑。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
穂肥施肥もおわっていよいよ出穂の時期となったコシヒカリの早期栽培で
すが・・・現場をまわっていると〔残念な状況ですが〕栽培管理を怠って
いる としか思えない、いわゆる“捨てづくりの水田” も存在します。
記録してある そんな典型的な 捨てづくり水田の収穫直前 の 映像が
こちら。
のの
まるで畦草が生えているかのようにイネの株間まで雑草がびっしりと生い
茂り&イネより高い草が生え、日々の水管理や的を得た肥培管理がなされ
なかった様子が窺えます。
光合成をおこなってイネの穂に栄養をおくるはずのイネの止葉がこんなに
も色が褪せている状態では、イネ自体の活力が無いために、いつまでたっ
ても穂の実は充実せず・・・いったいいつが刈り取り適期なのかを判断す
ることもままならない状況である・・・いわゆる典型的な“イネの枯れ熟れ”
の状態だといえるでしょう〔穂が軽すぎて垂れていません〕。
一般的にこうした水田を見るにあたって、たとえば
● 耕地自体が機械化できない場所にある
● 水路が整備されていない
● 田植えはしたものの獣害が甚だしく、やむなく耕作を放棄した
などといったやむにやまれぬ事情があるからなのではないのか と想像さ
れる方も多いと思いますが・・・じつはこの水田の存在する場所は前回ご
紹介した〔管理のいきとどいた〕水田の 道を挟んだところにあるのです。
さらにいえば管理の行き届いていない田の耕作者は、農業県の宮崎におい
てもけして小さいとはいえない〔他人の田んぼを借りての耕作もしている
中規模より上の、機械化された〕農業者であります。
ちなみに、 管理のいきとどいた水田 の 同時期の映像はこちら。
のの
参考までに下の写真は [上記のイネ刈り前よりもすこし早い段階の]
両者の田んぼのイネの株間 を写した比較写真となります。
のの
のの↑のの ↓
のの
・・・こういったおなじような条件下での イネつくりの差 を見たとき
には、どうしてもおもわずにはいられないんですよ。
こんなに栽培条件の良い田であっても“捨てづくり”をする農業者がいる
のであったら、そんな水田を〔親が農業者ではないという、ただそれだけ
の理由で農地をかりることもままならない〕非農家出身のやる気のある就
農希望者に貸してあげればよいのになって。
「作る作物別にもちろん調整は必要だが、基本的に農家の税金は、
面積あたりの一定額として一律料金にします」なんていう税法になれ
ば、みんな血まなこになってその作物に対する単位面積当たりの品
質と収量を上げようと試みだすにちがいない。そして・・・結果的
に農業は発展していく・・なんて思うのですが、そんなアイディア
はいかがでしょう/笑。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」