グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

ペット・セメタリーでもあるまいに。

2021-10-21 17:00:41 | Weblog
ペット・セメタリーでもあるまいに。

 雨の降っているあいだに終わらせたいな

と、仕事があがったあとの日暮れ前に取り掛かった刈り払い機に
よる除草作業。 そう、刈り払い機による除草作業は、石も撥ね
ぬし・汚れも流れるし ということで、 じつは降雨時のほうが
好都合 なのだ。  ← 前回[こちら]からのつづきです。ひきつづき
2016年分となります。


ただ問題は日没。19時前には終わらねば、いくら日の長い南九
州だとはいっても、さすがに中止に追い込まれてしまう。

ということで、とにもかくにもスピード。

普段はブロック塀や庭石に気をつけながらの作業を心がけるのだ
が、今回ばかりは刈り払い機のコードが切れるのも厭わずに予備
のコードを常備・交換しながらの作業を続ける。

そんな草刈り作業が、前回にご紹介したシマヘビの塚にさしかか
った。

 やすらかに眠っているかな、あの若いシマヘビは。

などと、埋める前に見たあの澄んだ目の色などをおもいだしつつ、
作業を続けた。

そして19時。

大慌てで・やっつけた草刈り作業が無事終わって、本来ならやり
遂げた感いっばいになるはずの心に、なにかひっかかりがあるこ
とに気づいた。

 あ、ひょっとすると。

と、その 心に沸いてた釈然としない気持ち に つき動かされ
るされるように、カメラを持って あのヘビの塚に向かう。


  セメタリ1 セメタリ2

そこで見たのは

   セメタリ4

埋葬した場所から移動した墓標の石 と、埋葬するときにかけた
はずの土がなくなってしまった穴・・・たしかに異変がおこって
いたのだ。

雨のせいもあって薄暗くなりかけた19時ジャスト。急ぎの草刈
り作業中では、わかりようもないできごと。

 あのシマヘビ。ひょっとして生き帰って這い出たのか?

とも、おもったのですが、いやそんなはずもない。何者かに掘り
起こされたにしては、まわりの軟らかな土に足跡もついていない。

そう、ペット・セメタリーでもあるまいに と思わせられた、な
んだか不思議なできごとでした。


晴れ ちなみにこの美しすぎるヘビの轢死体を見つけたのは
  じつは同じ班内で亡くなられた方のお葬式の段取りの
  はなしをしにいったかえり道。したがって埋めたのは
  お通夜の日&ほりかえされていたのがお葬式の翌日。
  それもあってか 不思議なかんじが ばいぞー。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染