グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

​早期水稲、生育状況とこれからの管理。

2019-05-28 11:33:35 | Weblog
​早期水稲、生育状況とこれからの管理。
◎​中干しについての回​とsetとなっております。◎

​『早期水稲、生育状況とこれからの管理。』​


5月20日前後におこなっている宮崎県の児湯郡、西都市
の各地でおこなった水稲検討会関連の、現段階におけるイネ生
育の所見とこれからの管理を箇条書きでまとめてみました。

 □ 生育は平年並み。 夜間が低温で推移しているため、
   全体的にイネの背丈は低めとなっています。

 □ 株数が揃ったところから中干しの時期にはいります。
   4月01日までに田植えしたところでは いま。
   それ以降に田植えしたところでは、来週・27日く
   らいからの中干しを開始しましょう。

 □ 中干しの期間は、7日から14日間程度。葉色が濃
   い田や、株張りの良い水田ほど長めにおこないます。

 □ 中干しは、田の表面に軽くヒビが入る程度に。

 □ いまのところイモチやモンガレ病は見かけません。
   ただ、ジャンボタニシの発生が多い傾向にあります
   ので、注意が必要です。また、イネミズゾウムシの
   発生も場所によっては多いので、こちらも注意され
   てください。

 □ 現時点でのイネの出穂予想は、西都市で6月20日
   から25日、児湯郡で6月25日から30日くらい。​​

ということになります。次回の水稲検討会は6月の2日から
4日となりますので、よろしくお願いいたします。


晴れ 冬場の田起こしをおこなっているところは、
  やっぱりジャンボタニシや雑草が少ないな・・
  と 思いましたよ、本年も。。 

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染