ヤマトはきれいな長い毛をした黒猫です。
今日は初めて海に、魚を捕りに行くのですね。
ヤマトは魚が大好物なのです。
* * *
「じゃあ、行って来るよ!」
「気を付けてね。美味しい魚、待ってるからね。」
「うん、今日は魚のフライだよ!!」
ヤマトとマルダヌキはみんなの声援を受けながら、海に漕ぎ出しました。
「なんだかこの船、今にも沈みそうだわネ・・・」
「いや・・・今にも飛び立ちそうに見えるけど・・・」
こうしてふたりは広い大洋の真ん中に着きました。見ると海の中には大小さまざまな魚がたくさん泳いでいます。
「よし! この辺でいいだろう!」
「さあ、やるぞぉ~~~!」
ヤマトは銛を構え、マルダヌキは海に釣り糸を垂れました。
その時海から大きな魚が・・・
・・・・・・・
「うぅ~~~~ん・・・うぅ~~~ん・・・」
「おい、マルダヌキ。いったいなにがあったんだい?」
「ええと・・・なんだか大きな魚が出てきたような・・・」
(あぁ・・・魚に食べられちゃう~~~~・・・)
ヤマトはこうしてまた一歩、たくましく成長して行くのでした。
(ふん! アタシは実は、か弱いオトメなのヨっ!)
・・・おい、おい、マルダヌキ・・・
今日は初めて海に、魚を捕りに行くのですね。
ヤマトは魚が大好物なのです。
* * *
「じゃあ、行って来るよ!」
「気を付けてね。美味しい魚、待ってるからね。」
「うん、今日は魚のフライだよ!!」
ヤマトとマルダヌキはみんなの声援を受けながら、海に漕ぎ出しました。
「なんだかこの船、今にも沈みそうだわネ・・・」
「いや・・・今にも飛び立ちそうに見えるけど・・・」
こうしてふたりは広い大洋の真ん中に着きました。見ると海の中には大小さまざまな魚がたくさん泳いでいます。
「よし! この辺でいいだろう!」
「さあ、やるぞぉ~~~!」
ヤマトは銛を構え、マルダヌキは海に釣り糸を垂れました。
その時海から大きな魚が・・・
・・・・・・・
「うぅ~~~~ん・・・うぅ~~~ん・・・」
「おい、マルダヌキ。いったいなにがあったんだい?」
「ええと・・・なんだか大きな魚が出てきたような・・・」
(あぁ・・・魚に食べられちゃう~~~~・・・)
ヤマトはこうしてまた一歩、たくましく成長して行くのでした。
(ふん! アタシは実は、か弱いオトメなのヨっ!)
・・・おい、おい、マルダヌキ・・・
「いや・・・今にも飛び立ちそうに見えるけど・・・」
いいっっ!
もう、ホント、大好き!
実際のヤマトは猫家一家の大黒柱だったんですが、ちょうど1年前に家を出てしまいました。
でも今でもこうして私の中に住み続けているんですよ。
マルダヌキ物語の登場人物は、どれもこれもみんな思い出深いものたちばかりです。