アドナイネベル

アドナイネベルとは、ヘブライ語で「神の竪琴」という意味です。

ニュージーランドからの留学生 2 🌏 2016年7月26日

2016年08月01日 | レッスン日記
先月、ニュージーランドからの留学生の事をアップしましたが、途中経過については何も書かず、7月最後の火曜日にレッスン終了になりました。

ニュージーランドからは夏休みでこちらに来ていたのですが、日本での学校生活も含めて色々な体験をしたようです。🌻

弟さんと2人兄弟ですが、共にヴァイオリンとピアノを習っていて、しかもそのどちらもグレード試験を受けるというので、なかなかシビアな毎日だったと思います。

私はその兄の方のピアノ指導を頼まれましたが、グレード試験の為に用意しなければならない曲数はかなり多くて、大丈夫かなぁ〜?…という感じでした。

指使いなど出来ていない事が多いのですが、でも感性はあるようで、この曲にはアップライトが合っている…こっちの曲はグランドピアノが似合うと思う…などと言うのです。

今までにも感性が豊かで技術は足りないという生徒はいましたが、その感性を表現するには技術が必要なのであって…云々。

グレード試験は10月なので、まだ期間はありますが、ピアノソロだけで5曲を用意しておかなくてはなりません。

その他、スケールにアルペジオ、半音階に反進行
、Sight Readingの為にも沢山の曲を弾いて準備しておかなくてはならないのです。

それを考えると、私の方がパニックになりそう…

でも本人は至って平和で、楽しく弾ければ良いや
…とやっていますし、お母様に聞いても、楽しく弾いているみたいです…と仰るので、私も気分的にはそれに合わせ、ポイントを突いてレッスンするよう心がけました。

そして2カ月が過ぎ、最終日の今日。

出来具合は…指使いは直って来たけど、まだ両手は無理、片手ずつで私と連弾で弾いて、テンポと雰囲気は掴めて来たかな…という状態。

感性を先に持って来て、技術は後というのなら、まあ、オッケーなのかなぁという感じです。

ニュージーランドに帰国は8月3日。

グレード試験は10月?日の予定ですが、まだ日もあるし、本国で楽しく頑張って練習して欲しいと思います。🇳🇿

🌿🌳🌿

ところで、今日は後から来日されたお父様が一緒にレッスンに来られました。

その場の雰囲気の為にも、始めにヴァイオリンの話題を出し、子供の頃に少し弾いていたというお父様に弾いて頂きましたが…

音に慣れるまで息子のL君に笑われたりしていましたが、パッヘルベルのカノンなど弾き始めると
、俄然良い音色になって来ました。



今度はボクが弾いてみる…と、L君。

ヴァイオリングレード試験の練習曲を少し弾いてくれました。



次に、先ほどお父様が弾いたパッヘルベルのカノンも弾いてみよう…と頑張ります。

カノンの楽譜を支えて下さるお父様。



途中でお母様がいらして、お父様はもう1人のお子さんを迎えにスイミングクラブに。

L君もそうだけど、ヴァイオリンとピアノ以外にスイミングもやっていて、その他、釣りも出来て
、乗馬もやった事があり…虫捕りも大丈夫。

色々と幅広くて、毎日の生活が楽しそう!

羨ましいですね。🐴

現在、中学生ですが、学校で午前中の10時半にはオヤツの時間があるのですって。

それでウチの息子達はこのオーツ麦のお菓子が大好きで学校に持って行っているんですよ…とお母様。

先生にもどうぞ…という訳で頂きましたが、本当に美味しくて、何だか懐かしい味でした。🍫

ニュージーランドに帰国しても、楽しそうな毎日で良いですね!

音楽も頑張って、楽しみながら続けて下さいね。


















コメント
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