私達の教会では、そろそろクリスマスコンサートに向けて練習が始まります。
教会近くの場所で練習しました。
そして後日の2回目の練習。
下に伸びているヒゲのようなものがクルリンしている〜!🐠🐠
しばらく前ですが、昨年の11月18日に亡くなった患者さんについて書いた事がありました。
実は、その病院を後にする時に、音楽ボランティアについて伺って来たのでした。
「私はゴスペルを歌うグループなのですが、こちらではそのようなボランティアが出来るでしょうか?…」と。
病院側では「そのような企画は今までやった事はないけれど、今度スタッフ内で話し合ってみます
…」という返事をして下さいました。
それから新年になり、私も忙しくしていましたが
、それもひと段落ついた2月下旬に連絡が入り「是非お願いしたいと思います」と仰るので「それでは来月に…」という事になり、最終的には3月11日にゴスペルをやる事になったのでした。
病院側としては初めてのゴスペルで「ゴスペルって、いったい何❓…」という感じ。
「でも、楽しみにしています!」と、期待されているようだったので、この病院コンサートについて一緒にチームを組む事になった「The Gate of the Praise」というチームのリーダー、Iさんと何回か準備をして、いよいよ当日になったのでした。
機材も持って行く事になったので、お天気が良ければ良いね~と2人で話していましたが、また暫く寒さ続きの天候になってしまい、前の晩には雪❄️が降るという予報まで出てしまいました。
翌朝(当日)に起きてみると、雪は降っていませんでしたがすごい寒さ。…厳しい冷え込みでした。
この上、雨が降らなくて良かったですが、感謝に感謝ですね~。
今日のデボーション箇所は、ヨハネ20章です。
🌿🌿🌿
イエス様は死んで葬られ、墓の中に。
弟子達はユダヤ人を怖れて隠れ家に。
何も出来ない安息日が過ぎ、そしてマグダラのマリヤが墓に行き、墓石が取り除けられているのを見て、弟子達に伝えに走るのです。
弟子達は墓の中に入り、御身体を包んでいた布が巻かれたままの形に置いてあるのを見、やっとイエス様の甦られた事を、主の復活を信じるのです
。
しかし、マリヤにはわかりませんでした。
マリヤは悲しみが深くて、主の御身体が見当たらなかった事しか目に入らなかったのです。
それでマリヤが泣いていると、天使がやって来ました。天使が話しかけましたが、それでも彼女の
心の慰めにはなりませんでした。
そして、イエス様ご自身が来られたのです。
けれども不思議な事に、マリヤにはイエス様がイエス様だとは分かりませんでした。
マリヤには、イエス様は死んでしまった…と、その意識が強くあったと思いますし、それに加えて
、甦られたイエス様が甦りの身体に変わっておられたから、生前の御姿とは少し違って見えたのかも知れません。
でも彼女は、イエス様の声や、イエス様の優しい心を知っていました。
イエス様に名前を呼ばれたマリヤは、この方がイエス様であると理解したのです。
その後、マリヤはイエス様が言われたように、弟子達に主が生きておられる事を伝えに行きました
。
そして、弟子達が隠れ潜んでいたその家のただ中に、イエス様ご自身が現われ、言われたのです。
「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」…❗️
🌿🌿🌿
「平安があなたがたにあるように…」というこの御言葉により、風のひびき歌集では「Peace be with you」が作曲されました。
時間の都合により、今日の予定曲には入っていませんでしたが、この御言葉を頂いて今日のコンサートに向かいます!
少し早めにIさんとの待ち合わせ場所に到着しました。私はこれからコンタクトを装着したり、個人的に色々と準備があるのです。…
入り口のフラワーショップが、とっても綺麗!
写真を撮っても良いですか?と聞いて、パシャパシャしましたから、大丈夫。
音符が沢山あるアートを発見!…幸先良い⁈
でも時間なんて、あっと言う間に過ぎてしまい…
もう待ち合わせの時間に近いから、改札まで迎えに行かないと。
Iさんが来るのが少し遅いから、どうしたのかと思いましたが、来ました、来ました。…あちらも私の写真を撮ろうとしています。
無事に改札を通過しました。
開口一番、私のブログアップが出ていないので、どうしたの?…と言われて、焦りました。
今日のコンサートは、教会ブログに掲載するという事で、逐一アップする予定なのです。
だから、早くランチのお店を見つけて座りたい…
。
あちこち見て回って、まぁ、ここで良いか?…と入ったお店は、ラケルというオムレツ屋さん。
どういう訳か、ウェイトレスさん達の頭はバニーちゃんになっています。…一体いつからこうなのよ?…とか、2人でヒソヒソ話。
ついでに、Iさんが言うには、クリスマスコンサートの時にはトナカイのヘアバンドを付けたけど
、それがだんだんズレてしまってね…云々。(爆笑)
注文したのは、えーと、山芋オクラの醤油ソースオムレツとかいうオムレツでした。
私はひたすらブログアップのやり直しをしていましたが、ランチが運ばれて来たのを見ると…あら
、美味しそう!
何か長~い植物が乗っていますが?…🌿
「クレソンじゃない?」とIさん。
野菜は大切にしましょう、私は頂きますよ…あら
、美味しい!
コンサート前に甘いもの(タマゴ料理)を食べられて、良かったです。
電車内で、昨夜挟んでおいた栞をもう一度見ました。…写真も撮ります。パチリ!
「恐れるな!わたしはあなたと共にいる!」(イザヤ41:10)
目的地の駅に到着。エレベーターで降り、病院に向かって行きます。
そこの角を曲がると、突き当たりがもう病院です
。とても近いでしょ。
スロープを上がって行くIさん…いよいよです!
一階奥のデイサービスのお部屋が今日のコンサート会場です。
電話でお伝えしてありましたが、今日のグループ名「ザ ゲイト オブ プレイズ & アドナイ ネベル」
と横断幕が掲げられていたのには、少しビックリしました。
さあ、30分以内で機材を準備しなければいけません。間に合いますように!
ひたすら準備中です。
私も楽譜をセットし、アップライトピアノの点検を…端から端まで、ポン、ポン、ポ~ン。
はい、こんな感じかな~…
えーと、皆さんは何をやっているかと言うと、スタッフの皆さんと共に体操していらっしゃる。
私も一緒に体操したら、もっと声が出るようになるかも!…と思いついて、立ち上がって両手を上に伸ばしたりしていたら、それがIさんにウケた様子。(笑)
ところで、今日の私の服装ですが、ピンクのブラウスは父の(多分)好きな色だから。
そして、このスカーフを使用するのは今日が初めて。実は、Aさんに頂いたものなのです。
春に向かう今頃には明るくて良いかな?…と思いました。
さあ、始まります! …2人揃って、皆さんにご挨拶。
この時、グループ名についてはっきり聞かれたので、こちら側もある程度はっきり答えるしかありませんでしたが、司会のIさんが何と言うか、内心ドキドキしました…
初めてお会いするデイサービスの皆さんに、好意を持って頂く話し方が出来るから、Iさんはすごいな…と、いつも思います。
そして、歌ももちろんお上手なのです。
最初は「Amazing Grace」
私のソロから始まりますが、いつも少し緊張してしまいます。…マイクが好調だから、今日は大丈夫でしょう。
そしてIさんも一緒に。
最初の曲で皆さんから拍手を頂きました。感謝します!
3曲目は私のソロ。声が出ますように!
この曲も拍手を頂き、感謝します!
次の曲については簡単に曲の解説をし、賛美します。
中盤で皆さんとご一緒に歌ったのは、よく知られているポピュラー曲でしたが、皆さん、喜んで歌われていたようでした。
ポピュラー曲最後の「花は咲く」の前に少し休憩が入り、その間に私は父の好きだった「浜辺の歌
」を弾き流ししましたが、ご存知の方がいらしたようで、一緒に口ずさんでいらっしゃるのが聞こえました。
休憩が終わって「花は咲く」🌸
今日は5年前に東日本の大震災があった日なので、この曲を選曲に入れさせて頂きました。
少し長めの曲ですが、Iさんは絶唱されていました。
私も折り返しから一緒に歌って、ハーモニー~🎵
その後はクラシックのピアノソロを1曲入れて、
次は私も楽しみにしていたカラオケ伴奏の曲です
!
実は、この曲は2人でハーモニー合わせをした事がなかったのですが、結構良かったと思います。感謝します!
とうとう最後の曲になりました。
「大きな愛」はゴスペルですが、皆さんもご一緒に…の曲です。
始めは私達だけで歌い、それから皆さんにも…
歌えますか?…マイクも使ってみましょう。
皆さんとご一緒しながらも、繰り返し折り返しの指示を忘れないIさん…感謝します!
「大きな愛」を歌ったら、ちょうど時間切れ。
残念ですが、今日はここで終了させて頂きます。
皆さん、本当に有難うございました~~!
今日は1曲ごとに拍手を頂き、良い聴き手に恵まれて、私達もやりやすかったですが、デイサービスの方々からも色々と感想を頂きました。
「綺麗な歌声に鳥肌が立ちました…」とか、
「いつもは反応しない人が始めから終わりまで目をパッチリ開けて、聴いていました…」
「涙を流して聴いている人がいました…」云々。
私は奏楽(ピアノ)だったので、皆さんの様子を見られなくて残念でしたが、熱心に聴いて頂いていたようで、とても嬉しく思いました。…
片付けが終わると、担当者がいらして、お茶とお菓子を勧めて下さいました。感謝します!
皆さんが作られた壁飾り。可愛いですね!
病院ですから、あまり長居をせずに会場を出て、ロビーへ。
Iさんがブログアップしている間に、私はちょっと2階に。…患者さんが入院していた部屋を見に行きたかったのです。
ここに来れば患者さんにまた会える…みたいな感じが、私の頭の中にあったのでした。
患者さんが居た部屋のカーテンは、それぞれ閉まっていて、皆さん、お休み中のようでした。
この階に流れている空気はあの時と同じなのに、患者さんはもうここにはいないのです。
その事はもちろん、解っている筈なのに…
患者さんの担当医師だった方にはお会い出来ませんでしたが、お世話になった看護婦さんの1人にバッタリ出会って、少しお話出来ました。
病院ロビーの絵の前で、Iさんとパチリ!
今日は遠い所をお疲れ様でした! 感謝します!
帰り道で撮った花々。冬の寒さの中でも元気に咲いています。
実は「患者さん」とは、私の父の事でした。
家族内の様々な問題の中で、理解し難い事も沢山ありましたが、それでも私の父です。
今はただ、父の優しさや良い性質だけが思い出され、神様は残された者達に対して、確かに最善を成して下さっていると思うのです。
父の容態が急変したと連絡が来た朝、まだ暗い中でしたが、私の心には平安がありました。
Tさんご夫妻を通して御言葉を伝えてありました
し、私は父の病床でいつも、父の好きな「浜辺の歌」や「故郷」を歌い、風のひびき曲を沢山賛美して来ました。
そして教会の皆さんの祈りや、私個人の癒しの祈りも。
それなのに何故…?…と思う時もありましたが、神様が全てを最善に、益に変えて下さるという事、
今は昔より解るようになりました。
父の臨終を確認して病院を出たあの朝、私に語りかける声を聞きました。
「全てを赦しているよ…!」と。
今までのギクシャクした人間関係の中でも、神様は最善を成して下さったし、死によって更にきよめられた良いものへと変えて下さったのです。
神様の愛と恵みは今日もいつまでも、永遠に信じる者と共にあるという事を、私は感謝します。
そして、父が最後にお世話になった病院でのコンサートをお許し下さった神様に、心から感謝致します。
この日のJゴスペル、アドナイネベルは「風のひびき」歌集から、No.40「あなたのご愛」を賛美しました。
先日の応募曲をやる予定にしていましたが、入らなかったし、歌集の曲も大切ですので。
この曲は3番まであり、ちょっと長いかなと思いましたが、間奏も入れて弾いて貰い、私は賛美しました。
終わった時に沢山の人から拍手を頂いたのは、思わぬ事でした。
神様にご栄光をお帰しして、感謝します
!