粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

朝日の「切り抜き」を配って教える教師

2014-07-18 18:29:14 | 反原発反日メディア

最近ブログで引用することが多いが、これもラジオ番組「ザ・ボイス」(東京ニッポン放送)の話だ。当日の時事を専門家がコメントする番組だが、リスナーの意見や質問も紹介している。昨日はアメリカから帰国した母親からのもので、娘は元通っていた中学校に再び授業を受け始めた。家に戻った娘がその日の授業でとても怒っていたという。教師が朝日新聞の切り抜きを配って、「集団的自衛権に反対しよう」と生徒たちに呼びかけたということだった。

その詳細までをラジオでは具体的に伝えていなかったが、これだけでも教育者としては「アウト」ではないか。「教材」に朝日新聞の記事を使うことは必ずしも悪くはない。しかし、集団的自衛権の問題について朝日新聞は明らかに公正中立を欠いている。行使容認反対だけをひたすら主張し、両論併記さえも放棄している新聞だ。

百歩譲ってこの切り抜きをたたき台にして生徒同士で賛成反対の議論を闘わせるのならばそれはそれで構わない。しかし、当の教師が朝日の主張を錦の御旗のようにして、生徒たちに一方的に教え込むのでは全く話にならない。

これでは反日教育を国是としている北朝鮮、中国、韓国だけを非難できない。まさに内なる敵による洗脳教育に近いのではないか。出演の青山繁晴氏も呆れていた。しかし、こんな反日教師の跋扈を許してきた歴代の自民党政権の責任も大きいだろう。

紹介された娘が怒っているのも、こんな日本の教育環境をよほど奇異に感じたためだろう。安部政権が誕生して1年半だが、まだこうした偏向教育は解消できないともいえる。それを強力に後押しする朝日新聞のような左翼新聞の存在がある。ネット時代に「切り抜き」などいかにもアナログぽいと思うが、まだこれを必要とする世代が健在ということなのだろうか。