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ファウスト・グレシーニ。(番外篇vol.388)

2013年11月13日 09時12分07秒 | Weblog
80年代から90年代にかけて活躍したイタリア人ライダー「ファウスト・グレシーニ」選手ですよ。

78年から母国レースに参戦し、83年よりWGP125ccクラスよりフル参戦を果たします。

初参戦はモルビデリ・チームからでしたが、

翌年84年にはイタリアのバイクメーカー、ガレリ・チームに移籍し、

ここから一気に実力を開花させます。

84年度で総合3位、85年にはついに125ccクラスでワールドチャンピオンに輝きます。

その後も86年で総合2位、87年には11戦中10回の優勝で2度目のタイトルを獲得。

これは記録に残り、アンヘル・ニエト選手と共に史上最多タイとなっています。

ここで、まさに絶頂期を迎えることになったのですが、

残念なことに最終戦で転倒しケガをしたこともあり、

翌年88年は思うような成績を残すことが出来ませんでした。

89年はアプリリアに移籍しますが、調子が戻らず総合で5位。

90年からはホンダ・ワークスと契約を果たし再度優勝に向けて体制を整えます。

しかし92年、93年と惜しいところまでいくのですが共に総合2位。

力を発揮出来なくなったことを悟り94年シーズンを持って引退します。

引退後は自身のチーム「グレシーニ・レーシング」を設立。

このチームで01年に、

あの加藤大治郎が250ccクラスのワールドチャンピオンを獲得します。

現在もMotoGPクラス、Moto2クラスとチーム参戦しており、

監督兼オーナーとして活躍しています。