Good FrIend!

気軽に集まれるみんなのブログサイト。

ヤン・デ・フリース。(番外篇vol.387)

2013年11月12日 08時59分52秒 | Weblog
70年代に活躍したオランダ人ライダー「ヤン・デ・フリース」選手ですよ。

かつて存在したWGPでも最小排気量クラスの50ccに

68年よりドイツメーカーのクライドラーからエントリーしています。

で、フル参戦を果たした69年が総合4位、翌年70年が総合5位ときて、

71年に全12戦中5回の優勝で50ccクラスワールドチャンピオンに輝いています。

また72年は同一ポイントで惜しくも総合2位に。

この時のポイント差は今でも最高僅差として記録に残されており、

「フィニッシュしたレースの合計タイムでランキングを決定する」という

規定によって21.32秒差という超微妙なものとなっています。

翌年73年には7戦中5勝を上げて2度目のタイトルを獲得。

しかしケガなどもあり、29歳とまだ現役を続けれたと思われていましたが、

この年を持って引退してしまいます。

50ccクラスは89年まで存在したカテゴリーで現在はありません。

排気量で考えると原付のイメージですが、

当時でも最高速は150km近くに達し125ccクラスのタイムと大きくは違いませんでした。

軽量でコンパクトだったこともあり、

トップ集団でも常に混戦状態だったことを思い出します。

ある意味、ライダーの技量が勝敗を分けるクラスだった気がしますね!