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パオロ・ピレリ。(番外篇vol.381)

2013年11月05日 09時02分04秒 | Weblog
70年代に活躍したイタリア人ライダー「パオロ・ピレリ」選手ですよ。

60年代から地元イタリア国内レースに参戦するようになり、

73年から125ccはDRSチームより、250ccはヤマハワークスより

WGPにWフル参戦を果たします。

74年からは125ccでは名門のモルビデリチームに移籍し、

チェコGPで初の2位表彰台をゲット。

翌年75年には12戦中7回の優勝で125ccクラスチャンピオンに輝きます。

76年からはモルビデリチーム一本で125cc、250ccクラスに参戦。

エースとしての待遇を受けるのですが、

6度の表彰台を得るも優勝が一度も無く総合で3位という成績に終わってしまいます。

77年、78年、79年はまったく良いところがなく、

最終的にはモルビデリチームから解雇されるカタチで引退しています。

現役を退いてからはチーム監督に転身し、

ロリス・カピロッシやアレックス・バロスらを育成し裏方で成功を収めます。

資料では07年に地元イタリアのテルニにて62歳で死去。

「パオロ・ピレリ」選手に場合、どうも天才肌では無かったみたいですが、

努力家でバイクが好きだったみたいですね。

激戦化し始めた70年代にあって、かなり苦労した選手のようです。