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ラルフ・ブライアンズ。(番外篇vol.382)

2013年11月06日 09時00分09秒 | Weblog
60年代に活躍した北アイルランド人ライダーの「ラルフ・ブライアンズ」選手ですよ。

ホンダが精力的にレース活動を始めた当初は、

そのほとんどが社員からなる日本人ライダーを起用していたのですが、

バイクが速さを増す中で、どんどん速い外国人ライダーを採用し始めます。

そんな中、小排気量クラスの優勝を狙って契約したのが、

この「ラルフ・ブライアンズ」選手だったりします。

「ラルフ・ブライアンズ」選手自体は、

62年からWGPにベネリ・チームとノートン・チームで戦っていたのですが、

若い新人ライダーとして63年からホンダ・ワークス入りを果たします。

速いマシンを手にいれたことで、

65年シーズン早々に50ccクラスでチャンピオンを獲得。

同時エントリーしていた125cc、250ccクラスでも健闘を見せ、

66年は50cc、125ccクラス共に総合3位を獲得し、

67年も350ccクラスで総合3位をゲットします。

この時、「ラルフ・ブライアンズ」選手は若干24歳という若さであったのですが、

なぜか67年シーズンを持って引退してしまいます。

圧倒的な速さで駆け抜けた選手ではなかったのですが、

地道に強い選手だったようですね!