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ヘンク・バン・ケッセル。(番外篇vol.391)

2013年11月16日 10時32分21秒 | Weblog
70年代から80年代にかけて活躍したオランダ人ライダー「ヘンク・バン・ケッセル」選手ですよ。

20代中半までは母国での国内レースに参戦していましたが、

72年にドイツメーカーのクライドラーからWGP、50ccクラスに参戦を果たします。

74年には素晴らしい速さを見せ、11戦中6勝で堂々ワールドチャンピオンに輝きます。

しかしその後は79年のベルギーGPで優勝したのみで、

総合ポイントでも上位に上がってくることはありませんでした。

最終的には86年シーズンを持って引退しています。

小排気量クラスで14シーズンも戦った選手でしたが、

1シーズンしか速くなかった不思議な選手ですね。

他の成績を見るとほとんど無名で終わる感じです。

82年で50ccクラスが廃止されると80ccに乗り換えますが、

いいところはまったくなく、いつも20位以下の成績です。

まぁ、とにかくこのクラスは参加チームが多く、

数十台も出走していたので1位から10位までが数秒差という混戦レースが多かったです。

なだれ込むようにフィニッシュするシーンがよく見られました。

「ヘンク・バン・ケッセル」選手…。

74年、よくチャンピオンになれましたね。(笑)