feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

サクリファイス/エデン/サヴァイブ 

2013年05月07日 | 観たもの読んだもの

近藤史恵の”サクリファイス””エデン””サヴァイブ”を二日間で一気読み。

普段ロードバイクのレースを観戦する機会もなく何も知らない世界。

レースでは様々な戦略が繰り広げられているんだなと驚きつつ愉しむことができた。




ちなみに今回はiPadに入っている電子書籍。

外に出て読んでいると、直射日光で読みにくい。

努めて日陰を作りiPadを隠し読もうとはするが、グレアタイプのフィルムが邪魔して文字を見えにくくする。

照度を最大にしても読みにくさはかわらない。

今回ほど特殊な条件はなかなか無いかもだけれど、他の要因もあって電子書籍はやっぱりあまり好きになれない。

スポーツジムの中でトレッドミルに乗って走っていると、ただひたすらスコアだけが伸びていく。

そこには風景の移り変わりも風の匂いもない。

電子書籍はそれに似てる気がする。

電子書籍を読んでいくとただただ物語が進んで行く。

読んでいるという実感が乏しくてなんとなく寂しい。

本を読むときは紙を一枚一枚めくりながら

ああ、これだけ読み進めてきたんだなと残りの紙の厚さをいとおしみながら読むのが好きだな。


しかし電子書籍にはメリットも。

暗い所では強いのと、一冊読み終えて次を読みたくなった時に店を訪ねなくとも即手に入るところ。

そうそう、情報を得るだけの雑誌はiPadの方がいい。