阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を観たが頭の中は大混乱のままだ。

2023年12月13日 | 音楽・絵画・映画・文芸

 吉野源三郎が書いた「君たちはどう生きるか」は中学生時代に読んだことがあるが、その書名とこの映画は内容に全く関係なかった。

ただ母親がかって主人公(宮崎?)に勧めた本と言うことで映画の中に一瞬登場しただけだった。

 事前に予備知識を全く仕入れず、宮崎さんの最新作というだけで映画館に行った。

東宝シネマ錦糸町オリナスでは15時一回きりの上映になっていてこの作品を上映するスクリーン8の観覧者は10数名だった。

 見終わった後の感想は

「宮崎さん一人で原作脚本監督をやっているので 好き放題だ。これは隠居した職人頭が自分のかってやりたかったことを

請負注文もないのに集大成としてやってしまった道楽作品だ」ということだ。

 だから筋書きを追っても主題を追っても無駄だ。

「壮大で大胆でスピーデイで目まぐるしく美しい画面は宮崎アニメーション作品が作った極限のワザをこれでもかと見せつける」そういう映画だと思う。

 私はこのおそらく宮崎さんの最後の監督作品で彼はそれまでやってきた「道楽」の最終仕上げをやったと思う。

   そう言えば「道楽」とは面白い字面だ。「道を楽しむ」と書くのだから。

今書きながら宮崎さんは異才ではなく 天才職人だと思った。

 

 映画を見終わったいま一つだけしかし宮崎さんのメッセージを感じた。悪意を持つ人間になるな」だ。

 

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12月12日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年12月13日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった年の [ 2011年11月12日(土)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2023年12月13日 | 東日本大震災ブログ
2011年11月12日(土)
 
TPP 野田さんの国内向けの言葉のごまかし
 
「TPP交渉への交渉参加に向けて関係国との協議に入る」

共同通信の英語版は海外に発信されている。

 Japan decides to join Pacific free trade talks despite resistance 
By Miya Tanaka TOKYO, Nov. 12, Kyodo

The Japanese government decided Friday to join talks on a Pacific free trade agreement with a view to boosting the country's sluggish economy, fending off opposition from within the ruling party amid concern that the U.S.-backed tariff-cutting pact could adversely affect farmers and various sectors of everyday life.

「日本政府は太平洋自由貿易協定の討議に参加することを決定した」とある。

これを読む日本人以外の国民は、野田さんの日本語とはかなり違うニュアンスで受け取るはずだ。

お上が国内向けの言葉で国内を誤魔化す。それに大手メディアが意図的に加担する。

言葉の関税障壁を使う手法はもう逆に国益を損じることにつながる時代だ。

日本の政治家や官僚トップが発する言葉は、即、世界共通語に変換されて一分もしないうちに地球上の誰でもが知ることになる。

自分の言葉が、英語に翻訳されて世界の世間に即流れること、世界の世間はそれをどう受け取るかを、もうトップは常に意識しないといけない。

身内を言葉で誤魔化したつもりでも、世界共通語で流れた言葉が生き続けて、日本国の利害をバインドする。

 それが日本がTPPに入るということである。

関係国との協議入り 課題山積
11月12日 4時22分 NHKニュース

野田総理大臣は、賛否が二分されているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、交渉参加に向けて関係国との協議に入ることを表明しました。しかし、国内には慎重論も根強く、どれだけ有利な条件を勝ち取れるかや国民の幅広い理解を得られるかなど、交渉を巡る課題は山積しています。

野田総理大臣は、11日、政府・民主三役会議や経済連携閣僚委員会を開き、TPP交渉参加の是非について協議したあと記者会見し「TPP交渉への参加に向けて、関係国との協議に入る」と述べました。そして、「貿易立国として、繁栄を築きあげてきた日本が、現在の豊かさを次の世代に引継ぎ、活力ある社会を発展させるためには、アジア太平洋地域の成長力を取り入れていかなければならない」と述べ、参加の必要性を強調しました。


2011年11月12日 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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県民を守ろうとする県が出てきた。 国へ1ミリシーベルトを要望する
 
新たな食品中の放射性物質の規制値について国に要望します

2011年11月02日 新潟県HP こちらから引用。

 現在、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された大量の放射性物質が広範囲に拡散し、生活圏の汚染や農林水産物の汚染によって、多くの国民が不安にさらされています。

 一方、食品等に定められている現在の暫定規制値は、事故直後の緊急事態など、生きるためにやむを得ず摂取するような際の基準です。
 新潟県は国に対し、国民の健康と安全、そして日本の信用を守っていくために、国際的にも信頼される基準に戻すよう要望してきたところです。

 このような中、10月28日、厚生労働大臣は「新たな規制値設定のための基本的な考え方」を示し、食品から許容できる線量を年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本に検討することとしました。

 しかしながら、従来、原子炉等規制法などでは、ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に基づき、外部被ばくと内部被ばく線量を合わせた一般公衆の被ばく限度を年間1ミリシーベルトとしており、従来の規制値と整合性をもった、内部被ばくと外部被ばくの合計を踏まえた規制値とすべきと考えます。

 また、乳幼児からおとなまで一律の基準とすることなく、特に子どもへの影響について十分に考慮したうえで、子どもについては別基準を設定すべきと考えます。
 今後、厚生労働省で新たな規制値の設定について議論していくにあたっては、これらのことに十分配慮し、より安全サイドにたった議論を行うよう要請します。
2011年11月12日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
今日の気になるネット情報 / 東日本大震災・原発 |
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