健康福祉委員会 開催 審査事項は、障害児保育でしたが、近年「発達障害」が急増。保育所への障害児入所児童数412人のうち8割近くになっています。仙台市では市内全保育所で障害児を受け入れていますが、最近はまた医療的ケアが必要な子も受け入れています。今のところ1ヵ所でおこなっていますが、看護婦を配置した受け入れ保育所は現在1ヵ所ですが、今後状況に応じて拡大していく方向。
いきいき市民健康プラン中間案と仙台市食育推進計画中間案はどちらも平成32年までの10年間を期間とするものですが、健康プランについては、現役時代からの認知症予防、将来的な認知症発症が生活習慣の中にあることを盛り込むべきと質疑しました。また自殺率が仙台市は政令市中ワースト4であり、残念な数値の改善のための取り組みを要望しました。
食育推進計画では、学校給食における地産地消は現在30%となっているが、農業委員の立場からも、さらなる推進を要望。推進には給食費の値上げが課題となるが、財源は他に委ねた(子供手当の現物給付とするなど)として、仙台市としてどこまで地産地消による給食食材の確保が可能かなどを質疑しました。データーの中で気になるのは、朝ご飯を食べない割合が20代男性は半数となっている点です。20代の若者たちの将来の子ども達も食べない連鎖になるのでないか。食は人の営みの基本であると思いますが、朝ご飯を食べず活力を損ない崩れ行く日本とならないように何とかしなければなりません。
増進センタープール廃止の市民説明会は来週再び開催されます。前回の多くの利用者からの意見に対して、どう市として答えるのか、注目されます。「納得と理解」と議会では附帯意見をつけて設計費の予算は可決しています。利用者の理解と納得が得られなければ、予算の執行は行われないものと考えます。市長も再び出席しての25日です。
そして最後に審査・協議事項以外のその他で、精神障害者の地域の理解を深めて行くための事業「スピーカーズビューロー」について質疑しました。全国に先駆けた仙台市の善き取り組みですが、今後の事業継続を前提に、スピーカー当事者の支援のあり方も事業を進めながら考えることになります。
委員会修了後、 コミュニティサイクルを利用して仙台市博物館へ行きました。1階ロビーで「友好都市・中国長春市との30周年写真展」。10年前20周年時に行われた 「仙台大街 命名記念マラソン大会」の写真では、仙台育英駅伝選手の前を走る私がいました。
私は7月に議員団として訪問した時に、長春市の図書館で開催された「仙台友好都 市30周年写真展」も見たので、仙台長春双方の写真展を見ることができました。会場の受け付けは、シルバー人材センターから派遣された方お2人でしたが、外国人も少なくないが写真に英語や中国語などの外国語表記があればとの声ありました。写真展は外国の人にも見てもらえれば価値が高まるものと思います。