第2回となる市民説明会を開催。市長出席のため時間は5時半から、場所は想定参加人数と駐車場利用の都合から、前回同様に、泉区役所隣の職員研修所のホールにて。前回より多い参加者で会場は満席。
先ず前回受けた意見に対して市の考え方をパワーポイントで説明。その後、参加者から質問を受けて答える形式で進む。しかしながら進行役が、発言ルールを示すことなく始まったためか最後まで利用者側主導により会は進んだ。第一回説明会で発言された方々が続いたが、このような機会にはより多くの参加者から広く意見を得ることが肝心なのだ。がしかし同一者の複数発言により、廃止断固反対意見主導による 説明会となり時間を経過。
開会から2時間を経過したところで市長が30分の延長を申し出たが、主催者側の主導がない会では、時間を延長してみても事の収束方向など見いだせないままに終わる。
第2回説明会の参加者からの意見の内容は推して知るべし。市の当局は第2回となる説明会に臨むには相当な準備(想定問答)と進行の仕方を心得ておくべきてなかったかのか。また、質問に答える際の一言一言の肝心さを安易にみていたのでないか。
12月定例議会後に再再度、説明会を開催するニュアンスを残して3時間近くに及んだ第2回説明会は終了したが、落とし所見いだせずに当局は苦心惨憺の年末を迎えることになる。分かりやすい着地点は、増進センタープールは設備更新をおこない(アクア施設のあり方は検討)存続し、旭ヶ丘のプール建設を止めて、障害者センターを同施設に組み入れることだと私は思う。
今日の発言者の中でも、それを想起させる人たちがいたが、市議会の改選前のスケジュールに、行革課題を進めることは、格好の題材提示となるもの。敬老乗車証、エルパーク、健康増進センターと‘見直し3点セット’を議員選挙前にもってくるのはよろしくない。市民生活に直接関わる行革項目には、慎重に合意形成が図られなければならないが、選挙前のスケジュールでは、十分な時間環境が確保できるか疑わしいからです。
この3点セットの収め方は、奥山市政が一期かぎりとなるかどうかの試金石になるものと思います。市長はもとより副市長以下幹部職員の技量と組織力いかんによって、市長の任期は短くもなり長くもなるもの