「長崎さるく英雄編・龍馬が見上げた長崎の空」~風頭から亀山社中跡、そして寺町へ~
市内中心街商店街にある長崎まちなか龍馬館をスタートとして、徒歩を中心に市民ボランティアガイドの案内により観光スポットを巡る“さるく”全40コース以上あり。NHK龍馬伝効果により、多くの観光客が来長し“さるくツアー”さるくガイドボランティアも(登録430名)忙しく。巡る先々は大変な賑わい。
坂が多く、平面部が限られ路面電車も走る長崎という特徴を、歩く巡る・まちあるきツアーとした着想に天晴れ。
田上市長が課長時代に企画した“さるく博”の成功が、都市観光の先駆となり、龍馬伝効果の今年につながっている。
滞在した日も、龍馬伝効果による多くの団体ツアー客、修学旅行、労働団体の国際会議開催が重なり、平日とは思えない多くの人出が街中に溢れていた。
しかし、一方でコンベンション協会では、龍馬伝効果をどう今後に繋げていくか、来年以降のポスト龍馬伝対策を熟慮中。交流人口拡大の可能性は「東アジア」にありと、中国、韓国、台湾向けた積極的なプロモーションを仕掛けていく。
かつて200年以上にわたり、最も外国に近かった長崎が、独特の歴史的所産の上に立って、新たな活力を生み出そうとしている姿勢・施政を視察した。