以下に質問の概要を紹介します。（Ａ：は答弁）
経済費の途中から
４月からの観光キャンペーンとその後について
Ａ：キャンペーンを切っ掛けにその後の観光人口の確保に取り組む。
Ｂ級グルメの仙台まちづくりを。広瀬小ラーメンの事例あり。
屋台文化のまちづくりは、呉市や福岡市を例に。当地でも課題が少なくないことを調査で確認している。
Ａ：伊達武将隊は２６年度まで国の緊急雇用事業で継続するがそれ以降も独自に継続する方向で検討している。
仙台市のゆるキャラを。ポケモンキャラクターについて。
楽都仙台の仙台フィルについて、子どもたちへのアプローチは。
Ａ：水族館と動物園を活用した観光振興を。幅広く観光装置を活用して観光交流事業が向上するようにその最大化に向けて鋭意取り組んでいきたい。
農業用関連施設について
高森陥没事故の場所は農業用ため池であったが市の管理状況は？
Ａ：現在は公園として必要な定期巡回など管理している。
農業用ため池は市内に現在その数は？
Ａ：３５８あり、うちため池として利用しているものは１８０。
ため池へ役所と同行調査したが区役所の所管も変わっている。経済局の所管範囲か。
Ａ：ため池の管理予算は経済局としている。
区役所の機能強化に関わる課題でないか？
Ａ：今後も密接な双方の連携を図っていき適切な管理にあたりたい。
施設の老朽化にともなう適切な保全管理を農業用施設にていても行うべし。
Ａ：今後はアセットマネージメントも含めた効率的な管理にあたりたい。
秋保工芸の里について、
工人見習いを国の緊急雇用事業で２６人の応募の中から５工房に５人採用、月給２０万円。期間は１年５ヵ月は短過ぎる。白石、遠刈田の例に比べ、国の事業を活用して長くせよ。Ａ：経過を見て国への要望など検討するが、人材育成と技術伝承として工人とも話し合って始めている。
Ｗｉ－Ｆｉスポット等（フリースポット）の整備について
京都や福岡市の取り組みが先んじているが。
Ａ：今月中旬から市内５５０ヵ所のスポットで、登録後から外国人観光客に限り利用できるようになる。
災害時にも活用できるこれら社会基盤整備を早急に求める。
支倉常長出帆４００年の年
仙台文化財ボランティアサポーターの会について
２０１５年までに平成の遣欧使節公式訪問団とともに市民交流訪問団を
土木費に入り（１４人が予定）
解体工事に関わる暴力団の介在と排除について。
Ａ：対象７０業者の中で５次６次７次下請け工事の実態が計４件あった。
復興公営住宅の整備によって、市内で特定の地域に福祉的ニーズの高い地区が生まれてしまわないか？
Ａ：まちづくりの視点からも考慮して事業を進めていく。
高砂中央公園の整備と水族館建設について
松島水族館の移設整備が一度破綻している。この経験から学んだことは？
Ａ：役所内での精査が甘かったことを反省し、今後に取り組んでいきたい。
新たな水族館建設について
Ａ：開館当初は１３０万人の入場者を見込んでいる。三井物産を出資者の柱にカメイ、仙台三越、河北新報、横浜八景島も出資者として、館の運営は横浜八景島だがその下請けに仙台急行が入る。前回の件を教訓として、今後慎重に精査しながら公園整備を進めていきたい。市の出資は無い。
パンダの導入について予算が１８７７万円とは。
Ａ：導入にあたっての職員の飼育研修などの経費である。
その後の３５分に渡る質問には、
＃議員からのどんな質問にも文句も言えずひたすら答えに務めている市役所当局者の姿が、市民の目にどのように映っているのやら!
生コンクリート不足と価格の高騰が復興事業の足かせになっている。
Ａ：価格は、震災前が１立方メートル当８５００円が現在のところ１２０００円に。砂の不足により供給能力も７割程度になっている。
量の不足とともに生コンの質の劣化も大変不安である、地下鉄工事にも影響が出始めているのでないか？
御霊屋下広瀬川沿いの７階建てマンション建設について
この建設工事申請に市はどう対応したのか、今年１月まで５ヵ月間担当局内で棚上げにしていたのでないか？
Ａ：広瀬川の清流を守る条例、景観条例を所管する部署が所管し対応した。
広瀬川沿いの空地の活用について
Ａ：空地の確保については条例上かなり厳しい規制下にあったが、昨今住民から規制緩和を求める声が多く、また審議会でも同調する方向にある。
軽井沢の環境は徹底した私権の制限があるから日本を代表する保養地になっている。
Ａ：規制の手段の中でどうできるかを検討し、また住民合意の中で形成されてきた本市の歴史的な景観であることを踏まえて今後に当たりたい。
以上、第一会派が７５分間におよぶ質疑があり、閉会５時４５分。
本日は、農業関連施設の維持管理に関することとソーシャルメディア用まちなかフリースポットの整備に関する質疑が良かった。
明日は、我が会派から。