あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

予算委員会も佳境に9日目に入りました

2012-03-13 | 国際・政治

本会議を開会し、復興宝くじグリーンジャンボの販売が好調なため本市分の売上配分金の上限額を35億円増額することを、総務財政委員会の審査結果報告を受けて議決しました。一枚300円発売は明日まで、議決した議会/当局双方自ら売り上げに貢献したいと思います。

Dsc_1540 その後、予算委員会を開会し、教育費を昨日に引き続きおこないました。
仙台宮城ミュージアムアライアンスの全体像、ミュージアム都市づくりの総合的な推進について
武道教育の義務化と武術、武道の違い、本市の伝統文化政策について
・学校の放射線量の測定(測定器27台配置、63校で週1回の定点観察中)、八木山、上野山、富沢小の汚染土壌の処理
被災地からの転入児童への対応(35校は10人以上が転入)、袋原小の教室不足対策について、防災教育の取り組み(館中の例)訓練の重要性について

特別支援教育体制の拡充指導員の倍増)、長命小への分室設置とインクルーシブ教育について
栄養教諭職員の意義を認め増員を求める、食育の推進に栄養教諭の活用を
・小学校の修学旅行会津方面について、福島からの転入生へのいじめについて
・市民センターにおける地域の絆づくり推進事業について
・4月からの中学校におけるダンスと武道の必修化について(外部講師の活用、安全管理のあり方)

歳入に一会派から
・パチンコはギャンブルであり各種トラブル社会問題を生んでおり、行政としての課題認識、パチンコ産業への独自課税の検討を

予算委員会の質疑は一問一答形式であり、議員55人、市長以下市役所幹部職員の衆目の中で、どのような質疑を行なうかは、議員個々のいろんな面が現れるものです。
一期生議員が積極的に質疑に立つ姿勢は評価します。しかし一方で資質の差も明らかになっています。
議員は少なくとも3500人以上8000人の有権者から負託を受けて代表として議員の立場をいただいています。
復興を確実に進めるには議員がそのブレーキになっていたのでは元も子もありません。議員55人の中で、一期生と私の同僚四期生が11人づづの最多数構成となっています。多数派にこそ資質と良識が備わっていなければ、復興は進まないものと自負し努力していかなければならないと、委員長席から本委員会最終版に思います。