広報委員会の視察調査。委員会8名で室蘭市議会と札幌市議会へ
室蘭市議会にて、木村事務局長よりご挨拶とともに市の概要説明をいただく。
人口10万人を割って(40年前より人口半減)いる。市のマスコットは「くじらん」サッカーボールとくじらの絵。イルカとくじらのウオッチングツアーあり、外国の豪華客船も就航する港町。
二大製鉄所がある企業城下町。総合病院は市立病院の他、同企業病院が二院ある。6月定例議会は昨日閉会したばかり。名物は焼き鳥だが実は豚肉串。JR室蘭駅のひとつ手前の駅名は「母恋」(ぼこい)駅。母の日には言わずもがな。
総務係長より「市議会だよりおよび議会中継システム」についてヒアリング調査
議会だよりのキャッチコピーは「みんなの声・市民とのかけ橋」
当初、市政だより内の2ページに議会だよりを掲載していたが、平成8年5月から広報特別委員会を設置して、議会広報紙として独立発行し現在にいたる。年4回定例議会後に45000部発行。
原稿は質問も答弁も委員(議員)が作成する。特別委員会であり議会の正式な委員会としての位置づけ。
中継システムについて
ITネットワーク整備事業の一環として導入した。(総務省の国庫補助事業、補助2分の1)
平成14年度から実施。固定カメラ2台(議長席後ろ/議員席後ろ)、そして市民操作型カメラが設置されている。
操作カメラは、アクセスできた人が30秒間に限り向きを変えて動かす操作ができるようになっている。ただし生中継中に限る。その操作稼働率は把握していない。
議会は市民に開かれているという姿勢を示す意味あり。
議会では、今年3月から一問一答式を導入している。導入開始時は中継や傍聴の関心は高まった。
質疑の後、本会議場を見せていただき、固定カメラの位置と操作カメラを確認した。
この後、室蘭市議会のご厚意により、市内一円を見せていただき「地球岬」に立ち寄る。気温16度潮風は強く。
6月定例議会閉会直後の日程にも関わらず、当広報委員会の視察をお受けいただき誠にありがとうございました。御礼