あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

6月15日 会派代表質疑が始まりました

2009-06-15 | 国際・政治

代表質疑が始まりました

1いよいよ、市長選挙直前の議会で各会派からの代表質疑が始まりました。

本日は改革ネット、我が民主クラブ仙台、そして第三会派「きぼう」の三会派から梅原市長の市政運営の総括を中心に、質疑が展開されました。

改革ネットから特徴的だった質疑は、・緊急雇用対策事業のメニュー中、介護保険施設のサービス向上支援としての補助的業務について ・100以上ある要耐震工事橋梁の対策について ・都市百年の歩みである下水道の維持更新管理についてなどでした。

我が会派からは、横田匡人市議が厳しく市長の政治姿勢を追及し、再質問もしましたが、市長相変わらずの美辞なれども実態伴わずの答弁は、虚しく議場に響くばかりでした。また、会派で昨年度実施した「外郭団体調査」に関して、交通局と市立病院のそれらについても具体的に質疑しました。

きぼう」からの質問では、新型インフルエンザ対策についての質疑で、高齢者に肺炎予防ワクチンを実施すること、認可保育所は閉鎖しない旨の答弁がニュースで取り上げられましたが、思わず声を上げたのは特別養護老人ホームの整備について、遂に当局は個室ユニットのみの整備ではなく、施設によっては3割から5割の多床室整備を認めると答弁しました。特養ホーム整備の推進に朗報です!

市長は、タクシーチケット問題については丸刈りにした頭を深々と繰り返し下げていましたが、同僚議員からは「今頃なんだ!遅すぎる?」の声が上がりました。本件の解決が注目されている最中に、梅原市長は議会無視の姿勢を露わにするかのように、市議会代表質疑を前に一昨日、梅原市政で注目されてきた「エルパーク仙台」で出馬表明記者会見を行っています。それでいながら、答弁では「議会とは車の両輪のように一体となって‥‥」とのたまう梅原氏とはいったい何者なのか#

一方で昨夜は、同じ政令市の千葉市長に31歳の民主党元市議が当選しています。このままでは後発の政令市に先を越されてしまいそうですが、東北地方全体の発展を標榜する本市は、市民も職員も自信と誇りを取り戻さなければなりません。市長選挙の大きな争点のひとつなのです