あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

6月19日 一般質問三日間・先輩議員の決意

2009-06-19 | 国際・政治

Fur101114人が一般質問に立ったが、そのうち二人は議員としての最終質問に立った。泉区選出・元議長の柳橋邦彦議員と宮城野区選出・渡辺博議員。お二人とも4年前は梅原応援団の中心にいた立場だったが、今回宣戦布告をすることになる梅原市政なのだ。

両議員とも五期・六期と洗礼を受け毎回各区で上位当選されている「市民からの信頼は深く厚い」ベテラン議員。市長選挙の候補者が本会議場に三人いることも仙台市政の歴史上異例のようです。

両先輩には、党派は違えども折々に私も助言をいただいてきました。ことに柳橋議員は同じ泉区選出、また泉青年会議所の先輩後輩として折に触れて、ご指導をいただいて来た。とても柔和な人柄とソフトな語り口の中にある堅固な政治信条に柳橋ファンは実に多く、今回経済界からの要請を受けて立候補を決意された。

柳橋邦彦先輩は仙台市に旧泉市が合併して、政令市となって初の「泉区」から市議会になった唯一の議員。政令市20周年の年に泉区選出初の議長経験者が市長選挙に挑戦することになるのも先輩なればこそと、その決意に敬意を申し上げます。「融合による仙台の明日に架ける橋・柳橋」?

我が会派からは小野寺健・岡本あき子の両議員が一般質問に立った。

小野寺健議員
からは、高齢社会と市民の足の確保、市政120年政令市20周年に
「公文書館」の設置を提案

岡本あき子議員
からは、梅原市政と市民との
協働の姿勢、子育て支援環境の充実についてなど。我が会派議員ならではの視点と論点を展開。

1今回の一般質問で最も多く取上げられたのは「父子家庭支援」についてであった。ひとり親家庭の支援は「母子家庭」に比べて「父子」にはない現状。昨今の景気は父子家庭の経済環境を深刻なものにしていて、公的支援には母子も父子も同等な支援環境が必要であるということ。今回市議会として国へ意見書を提出予定である。提出者の会の代表である太白区の村上さんは難病のお子さんを抱えて活動されている方。議場からは「男女差別だめ」
との声多く。

また泉区の同期・庄司俊充議員からは「泉岳少年自然の家」改築は、教育的効果も含めて地場産の木材による木造施設をと、同感。平成25年新規開設が愉しみに。

その他、議員によっては経験年数はあっても、本会議にて「参加者数などの数字を求めたり、国に言うべきことを市で何とかしろと繰り返したり、また地元の施設要望」など相変わらず。当局に電話一本尋ねればわかることや、質問といいながらの陳情/要望など、本会議の質問として如何なものかと思える内容少なからず。「議会ウオッチャー」など熱心な傍聴者の皆さんから、感想を伺いたいと思います