ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

梅雨の名前

2015-06-18 21:17:28 | Word
写真を撮るようになってから、季節の動きがわずかにわかるようになったような気がします。
花や実や葉の変化によって、季節は移動してゆく。あたりまえのことに気付きます。
それらは、それぞれの季節の名前に関わっているのですね。

最近、素敵な言葉を2つ覚えました。

「栗花落=ついり」
「墜栗花=ついり」

どちらも「入梅」のことで、栗の花が落ちる頃だと教えて下さっています。



落ちるのは「雄花」でして「雌花」は栗の赤ちゃんになります。
あわれな雄花よ……。


さらに3つ目に覚えた言葉は、

「黄梅の雨=こうばいのあめ」

梅の実が黄色くなった頃のことで、「梅雨」のことだそうです。



ひとの暮らしのなかで、カレンダーよりも季節を知らせているのは実は花や実や葉っぱなのですね。
あたりまえのことに深く納得できる言葉はすばらしいです。






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