ようやく秋が訪れたようです。空から・・・・・・・。
地上にも。
彼岸花が咲きはじめました。早速近所のお散歩です。
「彼岸花」には、たくさんのお名前がありますね。
キツネノタイマツ(狐の松明)、オイランバナ(花魁花)、ユウレイバナ(幽霊花)、
シビトバナ(死人花)、カミソリバナ(剃刀花)、トウロウバナ(灯籠花)、
マンジュシャゲ(曼珠沙華)、ステゴバナ(捨子花)、テンガイバナ(天蓋花)、
ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)、ユウレイバナ(幽霊花)・・・・・・・。まだあるかしら?
そのなかで、わたくしが納得できるお名前は「葉見ず花見ず」です。
彼岸花は花だけ先に咲いてしまって、花が見えなくなるころに葉がでるのです。
地上で花と葉は出会えません。
それから、秋の使者の蜻蛉さん。ノシメトンボ。
そして、ニラの花が実をつけました。
久しぶりに午後から雨が止んで、夕焼け空になりました。
ニラの花が咲いていました。
夜には居待月がきれいに見えました。
14日の満月は見られませんでしたが・・・・・・・。
夫の夕方の散歩(歩行訓練とも言う。)のお伴には、いつもカメラ持参。
花や昆虫の名前をお互いに知ってゆくのでした。
老人思いの蝶さんで、いつまでも逃げずにモデルさんを務めて下さいました。
アゲハチョウをつかまえて
透明な入れ物にいれて
しばらくみつめていたが
窓から放してしまった
一度だけの死を
待つ前に手放して
遠い思い出だけを生きる
終章のないお話
(昔の詩です。)
・・・・・・・とはいうものの・・・・・・・
夫を連れて、ランチと少しのお買い物。
帰宅してから、疲れた夫を置いて、少々のカメラ散歩。
いつもの夫の歩行訓練のコースを行かず、別のコースを歩く。
ネジバナの群生を見つけました。
スミレの種もみつけました。
ヒメジオンも仲間入り。
今日は雨が降らなかったので、ちょっとだけカメラ散歩。
青田がうつくしい。人の手が作り出した風景ですね。
それにひきかえ・・・・・・・
ヤブガラシとヒルガオは、勝手にどんどん地下茎で増殖してしまうし、手に負えないもののようです。
短い散歩のあいだで、植物の生命力の様々な形を見ました。
今日は誕生日。さて、どちらの生きのび方を???
昨夜は「雲のかげ~~」で、十五夜(満月)を撮影できませんでした。
今夜は「十六夜」です。
夕方の散歩のお伴の折に撮影した「ネジバナ」です。
徐々に、野花の名前を覚えてゆく夫さまでした。