eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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令和5年(2023年)度、本年最後の某事業所、定期点検も無事終了した...。

2023年12月11日 | eつれづれ

過電流継電器試験と方向性地絡継電器(DGR)試験。

方向性地絡継電器(DGR)用の接地コンデンサと抑制電流IRES用の変流器(CT)。

主回路1バンクと分岐回線4バンクの5個がある。

方向性地絡継電器(DGR)はデモ機と同じ泰和電気工業(株)製品。

最終受電前に直流絶縁診断、直流検電器にて印加電圧確認。

直流絶縁診断。

特に天気も良く定期点検も予定とおり終了した。

 


泰和電気工業(株)方向性地絡継電器(DGR)の動作検証バージョン...。

2023年12月11日 | eつれづれ

試験器より位相0表示になる様に合わせる。

位相メーターは-10度の指示となっている。

零相変流器(ZCT)に0.2A流した時の電流表示。

方向性地絡継電器(DGR)デモ機と(株)双興電機製作所DGR-3050CK。

手前は零相変流器(ZCT)と抑制電流IRES用変流器。

これに別方式の零相電圧検出器(ZPD)出力でも入力してみる。

試験器メーターは-135度で動作範囲。

試験器メーターは-135度で動作範囲。

+側の動作範囲の表示は305度。

試験器は+42度の指示当たりか。

+305の表示は0→+方向は360度から→減っていくので360-305=55度となる...紛らわしいが。

試験器位相メーターは+180-0-+180のφ°指示となっている。

これから方向性地絡継電器(DGR)の零相電圧検出器(ZPD)方式と抑制電流IRES方式の違い、特徴を現場的に本デモ機を使い検証してみる。

このデジタル表示の方向性地絡継電器(DGR)に入替して色々やって、完璧な現場試験をクリアする。