eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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空気は熱すると軽くなり、膨張するタイミング良くバルーンを見た...。

2023年12月01日 | eつれづれ

イベント会場の駐車場にて...料金3,000円。ガスバーナーのボーと大きな音。

飛んで行かない様に自動車にロープを固定している。

PAS内部に入っているのは空気を乾燥(過熱)したもので気密を保っている...原理は熱気球と同じ。

熱すると空気は膨張、空気は軽くなる...気密したPAS内で短絡事故発生した場合、熱膨張で本体膨らみ、途中内部の機器は粉々、膨張圧は本体上部と底面蓋の隙間が出て、ここから大量の煤を伴いドカーンと爆裂放出するメカニズム。

PAS検証にはバルーン写真はグッドタイミングだ。

 

 


PAS内部の三相短絡スパーク発生にて内部の空気が膨らみ爆発、本体膨らみ圧放出。

2023年12月01日 | eつれづれ

はい、電気スパークが発生すると、周囲の空気が一時的に膨張します。

これは、電気スパークが高温のプラズマを生成するためです。

電気スパークは、高電圧が空気中の電子を加速し、エネルギーを与えることで発生します。

このエネルギーによって電子は原子や分子と衝突し、電離や励起を引き起こします。

その結果、周囲の空気中の分子がエネルギーを吸収し、運動エネルギーが増加します。

この増加した運動エネルギーにより、空気分子はより広がり、体積が増加します。

この現象を熱膨張と呼びます。

ただし、この膨張は一時的なものであり、電気スパークが終了すると空気は元の状態に戻ります。

電気スパークによる空気の膨張は、例えば雷の発生時や放電現象、スパークプラグの作用などで見ることができます。

自立型PASキャビネット内は煤で真っ黒、PASターゲットは途中で止まっている。

内部はバラバラと判る。ここで危ないのは自立型PASキャビネット内部、全体にも放出圧が暫くある事実。

キャビも気密性がある、直ぐ扉を開けては絶対NG、吹き飛ぶ二次人災となる。

これは雷被害例...電気や50数年もやっていると色々ある波及事故の先生?。

内部機器はバラバラとなり、上部本体が膨らみ底部蓋との間に隙間が発生、これより爆発エネルギー放出、多くの煤も吹き出す。

これで空気爆発の原理が判った...ヘタな専門家はいらないAI.ChatGPTに聞けば直ぐ答えてくれる。