eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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高圧受電盤の電流、電力、力率の関係を低圧漏電に例えてみると...。

2023年12月04日 | eつれづれ

操業停止の休日で高圧受電盤を見る。

メーター指示をエクセルに入力してグラフにしてみる。

逆に力率悪い負荷、例として50%の場合、発電機出力217kVAの能力有るのに108kWしか使えず

利用出来ない187kvarが無効電力となる。

理想は力率100%の時は有効電力もmaxとなり、無駄な無効電力は0となる。

この計算で6kVの非常用自家発電機設備に使うには217kWまるまる使える力率maxは無理なので電力を余裕を見て下げる他ない。

理想は、写真の様に軽負荷になった場合は、力率調整用制御を使いコンデンサバンクを自動開放するのが良いが、民間は進み電流を電力側に送っている状態が常識レベル。

さて太陽光発電パワコン負荷の25.50.75.100%の電力調整はパネル100%出力しているのに、どのようにして制御する?...。

電流が流れているのに電力0は不思議と言っていた電気管理技術者が居たが...中、高校へ戻った方がと。

 


令和5年(2023年)度定期点検の応援に7時に出発するversion2...。

2023年12月04日 | eつれづれ

 

500kVA三相変圧器×2台用エネセーバー不足電圧継電器(UVR)。

不足電圧継電器(UVR)試験。

太陽光発電用逆電力継電器(RPR)、地絡過電圧継電器(OVGR)。

 

(株)双興電機製作所DGR-3050CKにて試験。

500kVA三相変圧器の内部点検。

変圧器内部、油点検。

短絡接地は点検、清掃作業員の安全確保のためPTヒューズ抜き取り(今回はエネセーバー用不足電圧継電器(UVR)電源にとっている)、過電流継電器試験終了後に真空遮断器投入してキュービクル機器の全接地、検電、印加電圧無しを確認後、内部に入ってもらい作業開始の指示。その前に電気管理技術者自ら、触り無電圧を...。

短絡接地ヶ所は断路器(DS)二次側に取付する。

安全のため今回の不足電圧継電器(UVR)試験時は一旦、キュービクル外に出てもらう...PTヒューズ抜いてもヒューズフォルダーには逆送電で、ヘタに清掃などやっていると感電...6kVは来ているので要注意。

全ての作業は特にミスなく予定時間内で終了した。