eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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回路の静電容量μF値が、大きいと誤差が出るが通常の静電容量は小さく影響は無い。

2023年06月19日 | eつれづれ

 

       

 

本来の絶縁抵抗値は0.11MΩだが、計器は0.30MΩ。

この計算誤差は静電容量μF値が大きいとIc(対地静電容量成分電流)分の電流を打ち消されない。

0.01μF程度の静電容量は、問題なく活線メガーとして使える。

考えて見ると絶縁規定の1mA、0.1MΩ以下の数値演算は小さく大変だ。

共立電気計器IorロガーKEM5050の活線メガーを使用。

因みにCV38sq、1km当たり静電容量は0.33μF。