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ハンゲショウの葉っぱが白くなって来た...今年は7月2日の様だ。

2023年06月17日 | eつれづれ

産地と分布

本州から沖縄,および朝鮮,中国,フィリピンに分布し,水辺に生える.

植物解説

多年草.草丈50~100 cm.根茎は泥中を横走する.茎は直立する.

葉は耳状心臓形で先は尖り,5~7本の脈があり淡緑色.

夏至から11日目の7月2日ごろの「半夏生」の時期に白い葉を付ける.

葉が穂状花序に密に白い小さな花を付ける.

花穂ははじめ下垂しているが開花とともに直立する.

全体に臭気がある.

薬効と用途

利尿,解毒,解熱作用があり,小便不利,むくみ,脚気,黄疸などに用いる.

出来物,腫れ物には煎液で患部を洗う.生の葉に食塩を少し加えつき砕いたものを当ててもよい.

葉の緑と白の対比が美しく,稀に観賞用として植栽される.

半夏生とはどんな時季?

半夏生は、二十四節気の「夏至」をさらに3つに分けた七十二候の中の雑節(ざっせつ)の一つ。

雑節とは、二十四節気、五節句などの他に、日本独特の繊細で移ろいやすい季節を、より正確に把握するために作られた特別な暦日を指す。

人々は、それを日々の生活の目安にした。ほかに馴染みのある雑節といえば、八十八夜、入梅、土用など。

これらは、知らず知らずのうちに、私たちの生活の中にも深く根付いているのがわかるだろう。

 
雑節は古の時代に、農業や漁業などを行う時期を見極めるために成立したものだ。

特に多くの人々が従事し、生きるために重要だった農耕は季節や気象に左右されることも多く、農作業の時期や節目を正確に見極める必要があった。

つくばいとカケヒ。