eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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北核実験成功

2016年09月09日 | eつれづれ
中国、また「板挟み」=圧力強化に及び腰―北朝鮮核実験
【北京時事】中国は5回目の核実験を実施した北朝鮮に強い不快感を抱きつつも、体制崩壊につながりかねない強力な制裁には慎重な姿勢を堅持するとみられる。
国連安全保障理事会での北朝鮮制裁協議で、米国などは実効性のカギを握る中国に圧力強化への同調を求める見通し。日米韓が結束を強める中、中国は再び北朝鮮と国際社会との間で「板挟み」となった。
中国にとっても核問題は中朝間の最大の懸案であり、「核実験はレッドライン(越えてはならない一線)を越えている」(中国の専門家)。中国外務省の華春瑩・副報道局長は9日、「一方的な行動は緊張を激化させ、問題を複雑化させるだけだ」と非難した。中朝筋によれば、8日に訪中した北朝鮮の朝鮮労働党高官が、中国側に核実験実施を事前通告したもようだ。
米国などは、北朝鮮にとって「生命線」である石油の禁輸などを中国に求めていくとみられる。華副局長は「責任を持ち、建設的なやり方で安保理協議に参加する」と述べたが、中国は北朝鮮の体制動揺が東北部への難民流入など、中国の情勢不安定化につながることを警戒している。朝鮮半島専門家は「金正恩政権の屋台骨を揺るがすまでの強い圧力は難しい」と予測する。
実際、中国は4月以降、前回の安保理決議を受けた制裁を実施しているが、貿易統計によれば、北朝鮮の主要輸出品である石炭、鉄鉱石の中国への輸出量に目立った落ち込みは見られない。北朝鮮関係筋も「平壌の物価は安定しており、制裁の影響はほとんどない」と指摘しており、中国が制裁を厳格に履行しているかには疑問符が付く。
中国にとってさらに頭の痛い問題は、在韓米軍への地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備問題で米韓と鋭く対立する中、今回の核実験により、北朝鮮の脅威を主張する米韓に配備の根拠を与えることだ。日米韓の結束が強化され、中国への風当たりも強まる。 
■ネットコメントより
北朝鮮の度重なる核実験やミサイル実験の実行は中国が北朝鮮を制御できない状況にあることを示している。G20の際にミサイル発射をして中国の面子を潰した。また韓国や米国からTHAAD配備の容認の要求を拒否しているのに、核実験実施となると中国の立場がない。韓国や米国は北朝鮮が核兵器を廃棄すればTHAAD配備をしないとしているが...もっと見る北朝鮮はさらに挑発的行動に出ている。中国が北朝鮮を制御できて庇っている状態よりも、制御できない今の状態の方がはるかに不安定で危険だ。中国も今の北朝鮮は手に余っている状態だろう。北朝鮮が体制崩壊をして混乱に陥ることを懸念している。金正恩最高指導者がさらに中国にも挑発的態度を示すなら、逆に一気に崩壊させて中国の支配下にするというシナリオもありうる。このまま北朝鮮の態度が変わらなければ動乱もあるかもしれない。中国がどこまで本気で北朝鮮政権を制御できるのか。深刻な状況に近づきつつある。

日本も制裁するものが無い...政府も、またいつもの空念仏の発表。中国も南沙問題でホットしたのも、つかの間面子も潰されどうにもならないが、何れ崩壊して甘やかしたツケが来るだろう。生物兵器を使って韓国へ落としたら全面戦争となり、中国も大混乱必至。日本にも破れかぶれでミサイル攻撃か。