eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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ZPDの質問回答デス

2013年01月21日 | eつれづれ
第1柱高圧気中負荷開閉器(方向性SOG付)の零相電圧検出器(ZPD)について昨年、11月末に質問した内容の回答が送付なった。高圧側のコンデンサ容量は並列なので750pF、T端子入力にあるコンデンサは直列なので同じく750pFの容量。よって簡単な話し高圧充電中でも零相電圧の入力試験がSOG装置箱のT端子より停電状態と同じ様に可能となる。

ここで先の基板低圧側コンデンサ配線を何回も確認??したのだが痛恨の当方の間違いで質問内容となってしまったトホホ...変だとは思ったが!!。こんなくだらない質問にも回答頂き、感謝申し上げます...UP記事は参考までに。零相電圧検出器基板は画像の左側で上のゴムカバー内にあるのは高圧側3線に接続なる零相電圧コンデンサ(ZPD)。

試験器を使い実際に針金電気ヤが検証したもの。

質問...年次点検を始める前に高圧充電中の停電前にトリップコイルの端子を外し継電器の試験をし動作確認をしトリップコイルの端子をつけ継電器のテストボタンで停電状態にしたいのですが高圧充電中はすでにPDCに電圧が加わっていて更にテスト端子から190V加えてしまうのですが問題ないのでしょうかふっと疑問に感じました宜しくお願い致します。

針金電気ヤより回答にもならないコメント:
T端子より印加される現物のセラミックコンデンサ耐電圧は3kVとなっており、ここに試験電圧がかかるのですが図面上はコンデンサ一次側6kVとコンデンサ二次側は当然、絶縁されており、ここにタップ10%、零相電圧試験の380V印加しても何ら問題ありません。余り気にもしないが、残留電圧が発生している(通常でもY1.Y2は0V等では無い)と設定より少なめにVo動作する可能性がある。マァどのみち±誤差もアバウトなので動作すればOK程度の認識。零相電圧検出器(ZPD)の高圧側コンデンサが何らかの原因で絶縁破壊パンクすればSOG制御装置基板もパーとなり波及事故、間違い無しかも知れません。