べるぎぃ*さばく

兵庫→京都→兵庫→東京→ベルギーへお引越ししました。
日々のちょっとした出来事をつづってます*

ベルギーの郷土お菓子*ワッフル&マトンタート*

2008年09月15日 | * 食材 *



不思議なくだものに続き「お菓子編」です♪
これまた蚤の市でGetしたモノにのせてみました。


まずはベルギー=ワッフル♪
英語:waffleオランダ語wafelフランス語gaufre


こちらはリエージュワッフルです。



ベルギーワッフルはリエージュワッフル
ブリュッセルワッフルの2つの種類にわけられます。

リエージュワッフルは形が丸く、生地の中にパールシュガーという粒状の砂糖や
ザラメがそのまま入っていて、生地自体がとっても甘いです。
強力粉で出来ている生地なので密度が高く食感はしっかり!




一方、ブリュッセルワッフルの形は長方形で、ふわっと軽く外側は少しカリっとしていて
生地の甘さが控えめなので粉砂糖やフルーツ、アイス、ジャムなどをトッピングして食べます。



※上の画像はそばっちと一緒に行ったLeuvenにあるDomus(ドムス)というお店のブリュッセルワッフル

ちなみにそばっちと旦那さまはtomiがコレを食べている横で
Domus自家製のビール(500cl)を3杯ずつ飲んでました。。。




上の画像のリエージュワッフルのお皿はフランスの
Moulin des Loups Hamage(ムーラン・デ・ルー&ハマージュ)社製



これまた後でネットで調べて知ったのですが、風車マークとHamageの刻印が有名だそうです。


ミルクが入っているカップはフランスのガラス食器メーカーarcopal(アルコパル)のモノ
アメリカのFireKingと同じくヨーロッパのミルクガラスといえばarcopal!


日本では「ヤマザキ○のパン祭り」のシールを集めた景品でいただける
あの白いお皿を作っているメーカーです(笑)
ぜひお持ちでしたら裏を♪って日本のモノって刻印あるのかな・・・?




お次はこれまた同じお皿で登場、ベルギーお菓子MATTETAART
【マトンタート(フラマン語)】フランス語ではタルト・オ・マトン



マトンの語源のマットはフラマン語、ドイツ語、フランス語の古い方言にみられて
いずれも「固まった乳」を意味します。


昔、人々は新鮮な牛乳を保存する方法がなく、夏の間の牛乳の保存方法として
この菓子が考え出されました。牛乳を凝乳(これをマトンという)と液体の乳清に分け、
マトンに卵と砂糖を加えパイ生地で包み、焼いて保存食にしたみたいです。



サクッと香ばしいパイ生地の中に、ほんのりと甘くカステラをもっとしっとりとさせた
生地が入ったお菓子で外側と中身との食感の違いが絶妙です。



タルト・オ・マトンは、ベルギー切手の絵柄に採用された唯一の郷土菓子だそうです。


「もっともっとベルギーの郷土お菓子をいっぱい食べてみたいなぁ~・・・」
しかし、先に妊娠後プラス9キロ(現在35週目)の体重をなんとかせねば
と葛藤しているtomiでした。。。



次はベルギー&フランスのお菓子(スーパーで買ったもの)たちです♪