駅北口広場の完成イメージ
東京都町田市は、鶴川駅周辺再整備事業のスケジュールや完成イメージなどをまとめた。小田急小田原線の新しい駅舎は橋上駅舎化する。自由通路や北口に駅前広場も整備する。いずれも２０２７年度末の供用を目指す。
南地区では、土地区画整理事業（市施行）を計画しており、駅前広場や緑地、区画道路などの整備を予定している。３１年度の完了を目指す。同市と川崎市などへの交通利便性を高める「南口アクセス道路」も整備する。２８年度の供用を目指している。
町田市は１６年に「鶴川駅周辺再整備基本方針」を策定しており、線路を挟んで南北のまちを自由通路と橋上化駅舎でつなぎ、一体感を創出する方針を示している。
南口のまちづくりについては、広場を中心に商業エリアを設けるほか、道路などを整備して地区の防災力を高める。アクセス道路の整備による自動車の渋滞緩和効果も期待している。自由通路と橋上化駅舎の整備によって南北がつながり、回遊性が高まる見通し。
