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釜山お墓参りをパクったブロガーに画像一覧をいたずらされ見られない記事がありますが発見次第修正していますのであしからず。

「しゃれた自由が丘」の復活なるか 駅前に15階建て施設

2024年06月23日 | 東京都再開発計画

2024.6.11     日経クロステック

自由が丘駅の駅前広場(手前)に面する「自由が丘1丁目29番地区第1種市街地再開発事業」の複合施設イメージ

建物の老朽化があちこちで顕在化している東京都目黒区自由が丘が「しゃれた街並み」を取り戻そうと、駅前の再開発に乗り出している。そのリーディングプロジェクトとして新築工事が進むのが、「自由が丘1丁目29番地区第1種市街地再開発事業」である。

自由が丘駅前に中規模の複合施設を建設し、2026年7月の竣工を計画している。開業も26年中になると見られる。24年2月初旬時点で、対象街区にあった既存建物の解体工事はほぼ完了した。地下の解体を経て、新築の基礎工事が始まっている。

東京都が03年に制定した「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく「街区再編まちづくり制度」を活用。既成市街地の再生を目指す。 

自由が丘駅から見た駅前広場と今回の複合施設(右)。施設の大きさが際立っている

東急電鉄自由が丘駅の駅前広場に面する北側の街区で、立地は抜群だ。事業者は自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合で、ヒューリックや鹿島が参加組合員に名を連ねる。総事業費は約344億円を見込む。

施設の設計は久米設計、施工は鹿島が手掛ける。構造は鉄筋コンクリート造。 

施設は地下3階・地上15階建てで、高さが約60m。都内のあちこちで進む大規模な再開発事業に比べると、小ぶりだ。それでも小規模の建物が所狭しと並ぶ自由が丘の街にあっては、駅前広場に面する約3900m2の敷地に15階建ての新築ビルが立つインパクトは大きい。駅前の風景が一変する。延べ面積は約4万6000m2で、店舗やオフィス、住宅、駐車場などで構成する。

自由が丘といえば、ファッションや雑貨、スイーツ、カフェなどの店舗が立ち並ぶ、女性やカップルに人気の街である。街の知名度は非常に高い。だが昨今は近隣で大規模な再開発が幾つも進み、特に子育て世代は同じ東急沿線では二子玉川や武蔵小杉などに流れる傾向が強まっていた。

 

 再開発では施設の低層部に店舗を誘致し、ショッピング街や飲食街として再生を図る。さらに高層部には約170戸の賃貸住宅を配置する。階下に数多くの店舗が集まり、自由が丘駅が目の前というロケーションで暮らすこともできる。

 

 鹿島開発事業本部再開発コーディネート部の小島将担当部長は、「最近の再開発プロジェクトでは、大きな広場を設けるのが主流になっている。しかし、この事業は駅前広場に面するので、自前の広場は最小限に抑える。代わりに店舗を充実させて、買い物客で駅前が商業的なにぎわいを維持できる方向性を模索した」と明かす。駅前広場では以前から、地元のお祭りやイベントが開催されている。

 

 

 

 

 

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