2024/07/19 首都圏NHKNEWSWEB
*2023年10月17日のニュースを07/19の「首都圏ネットワーク」で放送
不登校の状態にある小中学生は、昨年度およそ29万9000人となり、10年連続で増加し過去最多となったことがわかりました。
東京都内の公立の小中学校や高校でも、前年度より3割近く増え、過去最多でその数は3万843人。中学校では、15人に1人が不登校の経験があったといいます。
学校現場を取材すると、一度、不登校になった場合、生徒に会うことすら容易でなくなるケースが多いと教員たちは語ります。
「担任が家に訪ねてもなかなか会える状況ではない」
「インターフォン越しにしか話せない」
生徒が学校から離れてしまう前に何かできないか…
都内にある中学校が国や自治体の動きに先駆けて3年前から始めたのは、学校の中に生徒たちが自由に安心して通うことができる“部屋”をつくることでした。