晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

考察

2020-12-21 06:15:33 | じねんじょ
今日は二十四節気の一つ『冬至(とうじ)』です。
冬至は一年で昼が最も短い日です。
冬至にはゆず湯に入りかぼちゃを食べる風習があります。
ゆず湯は血行が良くなり身体が温まるため、
風邪を防ぎ皮膚を強くする効果があるとされます。

かぼちゃはビタミンEやβカロテンが豊富で肌や粘膜を丈夫にし、
感染症などに対する抵抗力をつけることができ、
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われ、
また美肌効果の高い食材です。 
(以上ネット情報です)

自然薯の忙しさはピークを過ぎました。
これからは在庫がある限りじっくり売っていきます。
畑には数十本が残るのみですが、
久しぶりに10本掘ってみました。

やや早めに枯れたため全体に小ぶりです。
平均400gなのでこれを500gにしたい。

以前から「湿害」が難敵と何度も紹介してきましたが、
ここでは二種類の栽培法を試してみました。
右側5本が従来からやっている波板を敷きチューブの中に赤土を入れる方法で、
左5本が波板も赤土と一緒にチューブの中へ入れてみました。
裏を見てみましょう。


右側の従来法は5本中の3本が湿害です。
左側の試した方法は1本だけかすかに湿害が見られるだけです。
これは違う畑での結果でなく隣り合わせの畝ですから環境条件は同じです。

この結果から言えることは直接波板の上で栽培する方法が、
水気を滞留しにくくかったことです。
研修畑でも同じような傾向がみられたが解消できたとは言い切れない。
しかし僅かな栽培法の違いで変化が見られたことは一歩前進かな。

< 知恵出し解消の兆し冬至畑 >
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バトンタッチ

2020-12-20 06:06:27 | 人生
冬は夜の帳の降りるのが早く時間がいっぱいあるように思えるが、
歳を重ねるごとに布団へ入る時間も早くなり、
時を上手く使いこなしているか自問の毎日です。

6時半ごろから晩酌と食事をおこない、
その後はテレビを見ながらウトウトし、
9時から風呂に入って9時半には就寝です。

ここで布団の中で一日50ページを限度に読書をしています。
谷崎潤一郎の大作「細雪」をやっと読み終えれました。
今は有島武郎の「或る女」を読み始めたところです。

いずれも戦前の社会を舞台にした物語です。
ことに「細雪」は世界大戦に突入する時代背景にもかかわらず、
中流家庭を日常にした物語は戦争とは無縁の展開で語られており、
これが軍部の顰蹙を買って発刊差し止めになったのだろう。
どんな立場であっても戦争は日常生活に不必要なんだと、
谷崎は言いたかったかもしれない。

文中で「古い仕来たりと新しい様式」の表現が何回も出てきて、
時代は変わっても人の思うことは一緒なんだなと、
時代の普遍性を感じたのはなるほどと思ったものです。

「或る女」は更に時代を遡り明治後期の日清日露戦争辺りの舞台かな。
まだ50ページぐらいしか読んでおらず全体像を読み解けないが、
一人の女性をめぐっての展開になるようです。
感情とかの人間描写が細かく描かれており、
ページの数ほど時間は進まない。

本を閉じたらテレビの切りタイマーをセットしてニュースを暫く見ているか、
ラジオ深夜便を聴くためにラジオに切り替えて後は夢の中です。

< かの時舞い降りしは小説極意 >
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作業納め

2020-12-19 06:21:10 | じねんじょ
年の瀬も押し迫ってきました。
今週は寒波襲来で列島はブルブルでしたが、
昨日は今年最後となる共同作業に合わせてくれたかのごとく、
やや緩んでくれさほど寒さを感じなかった。

それでも寒空の下19人が集まり、
作業は研修畑で食用薯の掘り上げと堆肥の散布です。


5月に種イモを植え付け半年かけて育てた薯を収穫です。
ここは新しい部会員とサポーターが半ば手探りでじねんじょを育てました。
年齢層は圧倒的に高齢者が多く私なぞはこの中では「若手」です。
じねんじょづくりが高齢者の生きがいの場になっていることは確かです。
サポーターとサポータープラスの人には種イモ希望の人を除いて、
この日までに2kgの食用薯を進呈しました。

作業が終わったら畑に椅子を車座に並べておしゃべり会です。

コロナで自制しているため喋るのが億劫になってしまいますが、
昨日は自作の落花生の差し入れがあって話が弾みました。

この先みなさんと会えるのは3月の種イモ掘りです。
年内は部会として最後の販売が残っており、
この日収穫した「夢とろろ」を22日に市役所庁舎内で昼休み販売します。

< 寒の野良に夢開けと薯づくり >

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12月の想い出

2020-12-18 06:01:56 | 仲間たち
関越自動車道では大雪のため千台もの車が身動きできなくなり、
長い人だと24時間も閉じ込められています。
食糧支援等はなされているようですが早い救出を願います。

突然の大雪は暖冬が影響していると気象予報士がが言っている。
日本海の海水が2度上がっているため、
上空に現れた寒波との気温差で雪雲が急発達したとのこと。
温暖化で地球も自己制御出来なくなっていることか。

今朝は18年前に遡ります。
国内での12月のマラソンはほとんど開催されてなく、
当時一度は行きたいと思っていた私は、
仲間とホノルルマラソンへと旅立ちました。

この大会は日本人に人気があってかつ制限時間がないため、
気軽に旅ランを楽しむ人が多く、
3万人の参加者のうち2万人が日本人です。

出発は夜明け前です。

広大な公園からスタートしました。
記録より楽しもうとカメラ片手での走りです。
途中沿道の人に片言語で撮ってもらいもしました。

53歳だった私は既に走りのピークを過ぎており、
思えばこれが最後のフルマラソンでした。
30km過ぎからはランというよりウオークで、
タイムは5時間半ぐらいかかったのでないかな。
でもゴールだけは頑張って走って入った。

次の日の早朝には仲間とホテルからダイヤモンドヘッドまで走って登り、
日の出とホノルル市街を一望しました。

この後ハワイの島巡りも楽しみました。
マラソンをやっていなかったら行けなかったと、
マラソン人生に感謝です。
走友と会うたびに元気なうちに今度はラン抜きでいいから、
奥様も同伴してもう一度行きたいねと語り合っています。

< 夢のハワイ走って楽しんだ古日 >
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ひたすら待つ

2020-12-17 06:18:56 | 人生
昨日は初雪の中三ヵ月に一度の病院でした。
10時半の予約なんだが検尿のため1時間前に到着しようと、
雪による混雑を勘案して8時半に家を出発した。

二日前にタイヤはスタッドレスに履き替えており、
愛車は四駆なので積もっていても安心だったが、
道に積雪はなくむしろ雪で車の数が少なくて9時10分に到着できた。


採尿を終えて診察科の待合室に座ったのが9時半ごろだったか。
いつもここからが長い。
ディスプレイに表示される受診番号が現れるのをひたすら待ちます。
予約時間までの一時間は止むおえないとタブレットを見て過ごすが、
そこから時計を見る回数が増えるのはイライラの一端か。
周りはほぼ九割が高齢者で、じっと自分の順が来るまで待っている。
日本人の律義さでだろうね。

受診番号「1508」が表示されたのが11時10分でした。
診察室に入ってやることは問診のみです。
先生は問答から状況判断して「じゃぁ薬を一錠追加しましょう」と一言。
三ヵ月先の検診日を決めてこの間5分足らずでした。
このぐらいなら第三次中核病院を担うここが行わなくていいと思ってしまう。

これで帰れるかと思うがそうはいかない。
会計での精算がまた長い。
ここでもひたすらディスプレイに表示される番号を待つ。
たった430円を支払ったのが12時を過ぎていた。

まだ行くところがある。
薬は院外薬局です。
薬局は病院の横にあるので玄関を出てから2分で行けるが、
そこでも待ち三か月分の薬を受け取り5300円を支払い、
病院の駐車場を後にしたのが12時30分でした。
そして家に到着したのは丁度13時でした。

北海道の旭川では同じ系列の病院が、
新型コロナの集団感染で大変な事態となっており、
心配したものの院内はごく普通で正常に動いていたのは安心でした。
ただ長くひたすら待った割には中身の薄い半日でした。

< 初雪にひたすら待つ医さばき >
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