晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

一気に

2017-01-31 06:30:34 | じねんじょ
昨日は午後から晴れると予報していたのに、
何ともはっきりしない一日でした。
そんな中途半端な日にうってつけの作業がありました。
ちと早いが確定申告書を一気に作成しました。

会社を辞め農業を片手間の仕事にしてから毎年確定申告しています。
最初は申告書を税務署から取り寄せていたが面倒くさくて、
現在は国税庁のホームページで作成しています。


e-taxでなく書類を作成して税務署に郵送する方式です。
昨年のデータがパソコンに保存してあるので、
変更部分を修正や追記するだけなのでとても楽ちんです。


先ずは農業の収支内訳書から作成です。
エクセルで収支の出入りを記帳管理しているので、
該当項目に合計額を入力します。
大物の農機具の固定資産除却も簡単に計算してくれます。
昨年購入した軽トラックは22万円余が減価償却となり5年間続きます。


作成して印刷したら保存します。
来年の基礎データとなります。


そして本命の申告書の作成です。
専業者が申告する青色でなく一般的な白色申告です。
これも過去データを読み込んで行うので、
今年の数値を入力していくだけです。

医療費も家族3人分を集計して入力します。
20万円もありました。
面倒なのは領収書を一枚残さず一緒に郵送することかな。

そして入力し終わると自動計算され納税か還付かの結果が表示されます。
これで印刷と保存をして全て終了です。

最後に税務署に郵送する書類をチェックしました。
病院の領収書が重く切手を400円も貼ってしまったけど、
受付が16日からなので発送まで2週間待機させます。


一般的に小規模農家や年金生活者は確定申告などしなくても、
国や市が勝手に計算してくれるので、
こんな面倒くさいことやらない人が圧倒的でしょうね。

じゃ何故やるかといえば、
一つは僅かながらでも源泉徴収されているのがあって、それを取り戻すことです。
今年は5万円近くありました。
これは大きいね。
二つはこれを基礎とする所得が県市民税の根拠となっており、
申告することによってかなり節税していると思います。
三つめはやはり自分の1年の総決算を数字で確認することでしょうかね。
これにより今年をより充実した1年にしたいものです。


< 節税は申告から民の知恵 > 
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土づくり

2017-01-30 06:41:35 | じねんじょ
夕方から降り出した雨ですが今朝はほぼ上がっています。
それにしても暖かいです。

暖かいうちにと昨日は堆肥を畑に少し運び入れました。
これは牛糞と草木の完熟堆肥を一年前に各2トンダンプで取り寄せたもので、
昨年の使い残しをブルーシートをかけて保存していたものです。

力丸くん運搬車が活躍してくれました。


草木堆肥の山を崩していくと何個もでてきたは大きな白い幼虫・・・
そうです、カブトムシが大量に冬眠しているのです。
堆肥は寒さを防げ外敵からも身を守れる最適なベッドです。


でも開けてしまった以上どうすることも出来ません。
崩さず残ったのは生きれるが畑へまかれたのは、
凍死か鳥の餌になってしまうでしょう。

何回か運搬して畑1枚分を覆うことが出来ました。
耕起して春に備えます。



< カブトムシ冬越せるは運のみか >
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春一咲

2017-01-29 06:36:18 | 季節のたより
暖かいですね。
大寒のゆり戻しはあるでしょうが助かります。
早朝の冷え込みを体感するバロメーターで、
私は室内温度を見て判断しています。

もう年代物ですが寝室に小型のオイルヒーターが置いてあります。
このヒーターが中々優れもので手動ですがタイマーセットでき、
夜の9時半から朝の6時半まで通電して寝ている間室内を温めてくれます。
一度セットすれば電源が落ちない限り毎日なぶる必要はありません。

設定温度を低めにしてあるので枕元にある温度計は、
外気温が低いと15℃を切るが今朝は19℃を超えていました。
だから今朝は暖かいということです。

昨日は今年初めて山中の畑に向かい、
常時設置してあるイノシシ対策用の電柵のバッテリーを交換しました。
2~3ヶ月毎に交換なんだが動いていません。
蓄電を使いきる前に充電してやらないといけなかったが、
ちと遅かったようです。全て放電していました。
幸いに中に入られた形跡がなくてホッです。
ここで自然薯の種イモを育てているんです。

梅の蕾が開くのはまだ早いかなと思いつつ眺めると、
一輪だけ咲きかかっていました。


自然界は正直ですね。
巡りくる季節の空気だけで素直に答えてくれます。


蕗の薹はどうだろうかと探したが見つかりませんでした。
春の便りは一先ず梅の花だけでした。

< 梅一咲鳥も待ちわぶ山の園 >

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汚染水

2017-01-28 06:51:30 | 社会のこと
昨日の東日本は強風が吹いて嵐を思わせる一日であったようですが、
こちらは曇り空でも寒さが緩んで穏やかな日でした。

汚染水と聞くと豊洲の新市場予定地を思い浮かべます。
確かにこの問題は一市場問題にとどまらず、
食の安心安全をどう確保していくかということと、
そこに至った政治手法に税金の使われ方が余りにも闇が多いことです。
最新の検査ではベンゼンとかダイオキシンなど出てはいけない化合物が出て、
根本から見直さねばならない事態となっています。
東京都とそれを進めた議会の責任は重大です。

昨日はその汚染水をめぐって私の地元で役所と会議を持ちました。
と言っても何か問題が起きたからでなく、
市のゴミ焼却場で燃やした後に出る灰等を埋設する最終処分場が、
私の町内に建設されており協定に基づく定期的な公害防止委員会です。


もし処理後に流される水が汚染されていれば、
五条川も入鹿池も水田も大きなダメージを受けます。
事前に検査データを受け取っていたので、
検査の基準値がどこから来ていて人体や生態系にどんな影響を及ぼすか、
ネットで調べて会議に臨みました。

放流水そのものには問題なかったものの、
下流の谷川で大腸菌の多さにびっくりです。
最大で54000個です。
通常水道水や水浴として使うなら、
100mℓで1000個以内の大腸菌群数の規制があるのに、
農業用水や工業用水なら規制がありません。

これは谷川の上流のため池に原因があるようです。
参考に池の取水口で測定したデータもあって、
その数値が何と160000個です。
現在は無いがかってもっと上流にある養豚場から糞尿が流れてきて、
溜池に堆積しているのでないかと思われます。

自然は一度侵されると復元されるには、とんでもない時間を費やします。
いい例が豊洲でありこの溜池でしょう。

会議の後に最終処分場で処理状況を見学しました。


更に大腸菌があると思われる溜池の状態も確認してきました。


< 汚染水豊洲だけでない自然が泣く >

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あったかい一日でした

2017-01-27 06:37:21 | 山野草鳥花
冬将軍が移動してくれ昨日は寒さが緩んだ一日でした。
風もなく柔らかな日差しが大地を包みます。

このところ山や川に出かけるまでもなく、
家の周りで多くの野鳥に会えてます。

しばらく観察していると数の多さに驚いたのが、
ヒヨドリです。
5~6羽が群れを成してカラスのごとくゴミをあさっています。
中型の鳥なので相当な餌がいるのでしょう。
あの嘴の長さにはビックリですね。
天狗の鼻みたいだ。


片や単独行動してチョロチョ動いているのが、
先日も紹介したジョウビタキです。
畑を少し掘り起こしてたら、
いつもやってくるのがハクセキレイですが、
ジョウビタキがやって来て掘り出てきた幼虫を咥えていきました。


もう一羽見つけました。
これはツグミでしょうか。
一羽だけでカキの木にとまっていました。
ヒヨドリみたいにやかましく鳴きません。


人の生活圏で住むことによって厳しい冬を乗り切る、
賢い野鳥たちとの付き合いが続きます。


< つかの間の鳥も温みし寒日和 >


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