山間農業研究所

　

　じねんじょ主産地協議会が今年は豊田市稲武の
夢とろろの開発の地である愛知県山間農業研究所で開催です

　地図を見たら恵那まで高速で行き国道257から行ったほうが
早く行けそうだったので北上し上から南下することにしました
　


　全県から20人ほど集まり会議後に栽培畑の見学です
1日前に掘った自然薯、もうこんなに成長している
1ヶ月前にはこの1/3にもいっていなかったとのこと
これはジベレリン処理をして肥大化にどんな影響があるかを探っているとのこと



　1粒20円で購入している優良種むかごを作手で栽培していますが
その前の元の元を栽培しているのがこの網室です
研究員も朝1回入るだけの「無病無菌室」です

　じねんじょだけでなく中山間地で栽培する稲の品種改良・天狗ナスなどの野菜類の
開発に情熱をそそぐ研究員の姿の一端をうかがう一日でした

早期予約販売開始！

　
　例年、収穫まで2ヶ月を切った時点で
予約販売を開始します
写真は昨年ので今年はまだ畑の中です

　掘ってみないと出来具合がわからないのが
辛いところで蔓や葉のつきぐあいとそこに
病気が発生していないかで見分けるしかありません

　蔓葉が多すぎていいかと言うと
そうでなく蔓ボケして栄養が薯にいっていない
反対側が見える程度がいいとのこと

　昨年購入して頂いた人には
ダイレクトメールも発送しました
ＨＰ自然薯菜園で予約をいただいています

むかごとりネット

　畝間に敷いたブルーの網
これ、防風ネットで代用した
むかごとりネットです

栽培したての頃は落とす時だけ
敷いて移動させていたが
自然に落ちるのがかなりあって
来シーズンの畑に残すこととなり
畑環境にはよくありません

　全面に敷いておけば効率よく
収穫できるし畑にもいい

　しかし今年は暑さの加減か
大粒のが少なくつきも悪そうです

悲しい知らせ

　昨夜その一報が入りました
仕事中に機械にはさまれ56歳のいのちが絶たれたと

　彼は働きながら町内会長をつとめ
キャンプ場では同じ役員として働き
何より近所で同世代の仲間とつくっている
旅行同好会「窓友会」の会長が私で
彼が会計として今春に韓国に行ってきたばかり

　病気なら覚悟できるかもしれない
しかし事故は突然にやってくる
土曜日の町内美化の日に町会長として
飲物を配りにきて片言を話しただけ
これが最後の会話になるとは

　今夜は会社員時代の仲間との飲み会が
入っていたがキャンセルして通夜にいってきます

彼岸花

　長い残暑が終わったら不安定な天気です
今も雷光と音が鳴り響き、雨足が強くなってきました

　先日のテレビでどこか忘れたが彼岸花を見る
イベントを報道していたが、かんじんの花がはとんど咲いていない

　自然界は季節の気温・地温にいかに敏感か
田んぼの彼岸花がやっと咲き始めました

　往年の季節サイクルが狂ってくると
あらゆる生きものに異変をもたらします

　目先の利益に走らず長期的な視点で
自然界を復元する取り組みが求められます