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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

2025-03-31 05:57:04 | 季節のたより
令和6年度は今日が最終日です。
もう一つの1年の締めくくり日です。
ここ数日は寒の戻りがあって、
あちこちで桜祭りがあったものの、
満開とはなっておらず今週末が見頃のようです。

3月30日からは七十二候の一つ『雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)』でした。
そう言えば先日突然雷が鳴ったことを思い出しました。
「春雷」でしたね。
春雷は別名「虫出しの雷」とも言うそうです。
地中深く眠っていた虫たちもが、
びっくりして起きてくるメルヘンチックな言葉ですね。

雷乃発声とは春の訪れとともに、
恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃のことです。
この頃の雷は夏のように長くなることは少ないものの、
季節の変わり目であり寒冷前線の通過によって大気が不安定となり、
雪や雹を降らせるとのことです。

先日届いたジョレンを使ってみました。
 

使いやすいです。
畝を作る時の土寄せにピッタリです。
それに幅が25cmくらいあるので人が歩く畝間は、
これを1回かけば出来てしまいます。
隣のおばさんから変わった鍬だねと尋ねられ、
しばしジョレン談議で話が弾みました。

< 春雷に人も虫も驚き目覚ます >
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春分の日

2025-03-20 05:59:01 | 季節のたより
3月20日は二十四節気の『春分(しゅんぶん)』です。
春分は冬の寒さも和らぐ頃で、
昼と夜の長さがだいたい同じ日になります。
昼と夜の長さが同じ日には春分と秋分がありますが、
春分と秋分では気温が全く違います。

『暑さ寒さも彼岸まで』と言われていますが、
春分の日の3日前が彼岸入り、3日後が彼岸明け、
春分の日を中日として前後3日間が春のお彼岸となり、
この頃からいっそう暖かさが増していきます。
我が家も18日に墓地へ花立てを行いました。

その18日が網室の種イモ掘りで 働き過ぎたため、
昨日は風も吹いていたためまったりと過ごした。
無理が効かない歳になり何をやるにしても休み休みです。
何でもやれた青春時代は遠き日となってしまった。

ずーっとほったらかしで冬を越した野菜に、
追肥をしていました。
ほぼ同じ姿をしているが、
こちらはニンニクです。

こちらがタマネギです。


タマネギは冬の間に肥料をやると、
徒長してネギ坊主が出来やすいと聞いたので、
グッと我慢していたが、
早生ものの肥料やりは3月上旬までとあった。

どちらもメインの収穫は5月から6月なので、
4月上旬にもう一回ぐらい必要かな。

< 真冬耐え青々と林立せし畑 >
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桃始笑(ももはじめてさく)

2025-03-11 06:06:15 | 季節のたより
3月10日からは七十二候の一つ『桃始笑(ももはじめてさく)』でした。
桃始笑(ももはじめてさく)とは、
桃のつぼみが開き花が咲き始める頃のこと。
昔は“咲く”とい う言葉を“笑う”と表現したそうです。
花柄が短い桃の花はゆっくりと枝に沿って開いて 、
ほほ笑んでいるようにも見えるし、
見ている人の表情を笑顔にさせてくれますね。

春夏秋冬を『山笑う・山滴る・山粧う・山眠る 』と表した先人たちの 趣は、
日本人の心の豊かさの現れでしょうか。
今年はやっと梅の花が満開といったところで、
この所の陽気だと桜の花と競演しそうですね。

今日からは雨が続くため晴れて暖かった昨日は、
土壌消毒の続きで2枚目の畑を行った。
作業をじっと見守ってくれたのが、
いつものジョウビタキ君です。

少々呼びにくい名前の由来をを調べてみました。
『昔は、高齢の男性を「翁」や「尉」と呼んでいました。
ジョウビタキのオスの頭部は銀色で人間の白髪を連想させます。
このことからジョウビタキの「ジョウ」は、
人間の「白髪」から来ているとされています。
後半の「ビタキ」ですが、
この由来は「火焚」から来ているとされています。
理由は火打石を叩くような音で鳴くことから、
火焚に例え「ビタキ」と呼ばれるようになったそうです。』
とありました。
白髪と火打石の音を組み合わせた名前といのは、
少々不思議な発想ですね。
 
奥が先日行った畑で手前が昨日の畑です。

もっと小さい畑が後2ヶ所あり、
雨が上がってからやることにします。

< 桃笑う里に囀る尉鶲 >


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草木萠動(そうもくめばえいずる)

2025-02-28 06:01:44 | 季節のたより
2月28日からは七十二候の一つ『草木萠動(そうもくめばえいずる)』です。
草木萠動とは、
ほんのりと薄緑に色づく草花の芽が見られる頃のこと。
柔らかい春の日差しの中、
木々の芽はふくらみ地面からは草の芽を出し、
新しい命が生まれます。
明日から『弥生』です。

今週は暦にピッタリの陽気です。
それにしても今年はもう2ヵ月 過ぎたってこと。
学生の頃『走馬灯の如く』と卒業式で学生生活を想い浸っていたのに、
今は1・2ヵ月過ぎただけで『走馬灯の如く』ですね。

暖かな陽気に誘われて久しぶりに鍬を振った。

身体の柔軟性がなくなり腰をかばっての鍬振りです。
汗は出なかったが直ぐに息が上がった。
先日トラクターで耕しておいた小さな畑だけど、
休み休み1時間以上かけて4畝作れた。
ここにジャガイモを植えよう。

その片隅に先日買って来たアスパラの苗を植えた。

今までもあったが細くなってしまったので、
新しいのを追加した。
1株で700円位したと思う。
結構なお値段ですね。

< 明日から弥生鍬振りて息上がる >

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厳冬を生き抜く

2025-02-07 06:06:53 | 季節のたより
2月3日が立春でしたが今週は大寒波となってしまったものの、
七十二候では『東風解凍(はるかぜこおりをとく)』の一節でした。
東風解凍とは周期的な低気圧の通過により、
春の兆しとなる暖かい春の風が吹き始め、、
冬の間張りつめていた氷を少しずつ解かし始める頃のことです。
まだまだ大寒を過ぎたばかりで時折寒波がやって来ますが、
季節は着実に春へ近づいていることは確かです。

昨日も朝方雪が降って道路を見てみると、
日陰は雪が溶けていなかった。
雪の影響はないかと家の周りを歩くと、
我が家周辺をテリトリーとする野鳥たちと遭遇です。
いつものモズ君です。

その隣ではメジロが何羽かで、
あちこち忙しく飛び回っています。

カラスも屋根の上から獲物を探しているのかな。

他にもヒヨドリがキーキーと鳴きながら枝の間を移動している。
トンビは大空をゆっくりと舞いながら餌を探している。

厳冬でも鳥たちは寒さをいとわず生き抜いています。
かといって彼らも寒いのは人間と同じです。
モズやスズメが普段より膨らんで見えることがあるが、
これは冬用のふんわりした羽根に生え変わることと、
ふんわりした羽根を立てて暖かい空気を中に取り込み、
自分の熱で暖めて体を保温するため、
身体全体にボリュームが出て見えるのです。

野鳥ばかり見ていてはいけない。
目的は家の点検でした。
物置の樋から水が滴っているのを発見です。
 

脚立に登って確認すると排出口にゴミが溜まって、
雨水が流れなくなっていた。

時々点検することは大切ですね。

< モコモコと膨らむ野鳥の冬対策 >
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