晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

発芽めざして

2015-03-31 06:17:13 | じねんじょ
そろそろ、あれもこれもやらねばという段階に入ってきました。
自分の農作業だけならいいが、
共同でおこなうジネンジョ部会の作業とキャンプ場のあれやこれやが入り乱れています。

取り敢えず自分の仕事に入る。
先日種子消毒した種イモを加温室にいれます。
これHCで売っている組立棚です。
ここに育苗箱を置きます。



中央に加温用のオイルヒーターを設置しました。
前日まで寝室で使っていたもので、
24時間タイマー機能があるのでオンオフ操作しなくていいのがいい!



棚全体をビニールシートで覆い温度計もぶら下げました。
23度ぐらいが適温なので、
これからもっと暖かくなると日中はシートを開放させることも必要です。



種イモの準備はすべて終わっていないので続きを行います。



そうこうしていたらキャンプ場の予約センターに電話が入る。
10人ぐらいで今向かっている、何とかBBQをやらして欲しいと懇願される。

今のところ平日は管理人を置いておらず、
基本的には前日までの予約のみ対応しています。
しょうがないなぁと思いつつ、
折角来てくれるならとお客さんの受け入れに向かう。
こんな具合で突発的なことは対処せざるをえません。

飲み薬がなくなって夕方に医者に行こうと思っていましたが、
予定が込み合っているので2~3日は薬なしで過ごすことになりそうです。

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雨なれど

2015-03-30 06:41:52 | 八曽モミの木キャンプ場
春の到来とともにキャンプ場も賑やかになってきます。
3月最後の日曜日でしたがこの日は、
お客さんが利用する日よけシート(5.4m四方のブルーシート)の設置準備がメイン仕事です。

併せて来月から売店や予約センターの仕事を担ってくれる女性陣が、
接客や電話応対する中でキャンプ場周辺のハイキングルートの問い合わせがかなりあります。

そこで企画したのがハイキングコースを歩いて、
見どころをチェックする研修会です。
更にいつも提供しているBBQテーブルを自分たちで使ってみて、
お客さんにアッピールしようということになり、
お昼ご飯はバーベキューに決定です。

責任者の私が彼女らを激励し引率の役員ともども送りだして、
残った者でシートの設置です。
この時まだ陽が差すぐらいの天候で予報とは裏腹でした。

川原に15ヶ所シートを広げ固定していきます。
川沿いとあってGWや夏は超人気サイトとなります。



さらに休憩用バンガローの前にも5ヶ所設置です。



ところが10時過ぎるころに雨がポツリ・ポツリ・・・
散策の引率者から展望台にいるとの連絡が入る。
帰着するまで、まだ1時間はかかります。
みんな傘は持って行ったのかな。

12時前には雨はザアザアぶりです。
仕事は切り上げ、
帰ってきたおばさんたち(失礼40代もおられます)とで30人のBBQ昼食が開始です。





仕事中故、ビールらしき缶はノンアルコールで我慢です。



顔を撮らない条件で撮らさせていただきました。
来年も又やりたいねなんて声も出てみなさん大満足の半日でした。



雨は止まず結局、午後からの作業は中止しました。
妻もウオーキングに参加したが、
毎朝友人と1時間ほど歩いているのに、
3時間近い山歩きのハイキングは足にきたとのこと。
いかに毎日のがお散歩程度なんだと反省しきりでした。




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人の一生

2015-03-29 06:18:39 | 人生
朝ドラのマッサンが終わりました。
明治から昭和にかけてウイスキーづくりに励む夫婦愛を描いたドラマでした。



特に国際結婚した二人が戦争という暗い時代に翻弄されながら、
懸命に生きる姿は感動し、自然と引き込まれていきました。



NHKトップの破天荒な姿を見るにつけ、
制作現場ではしっかりと伝えようとする姿勢が伝わってきました。



人生の感慨に浸っている間もなくやってきたのは孫たち。
7日には中学の入学式を迎える上の孫ですが、
スマホは持たせてもらえず使えるのは家庭内でのタブレットのみ。
我が家のWi-Fiに繋がるよう設定してやったが、
やっていることは無料のゲームとやら。
まだまだ子供なんだ。



1ヵ月ぶりの来宅なので昼は何にしようと妻が悩んだ末がこれ、すき焼きです。
食べ盛りの子供たちはお肉大好きでモリモリ、ジャンジャン!



夕方にはいつも来ている娘の子らも合流し一層騒がしくなりました。



マッサンであろうと無名の私たちであろうと、
それぞれに人生があり時代とともに生きています。

いつかは入れ替わっていきますが無邪気に遊ぶ孫たちを見ていると、
平和で豊かな国であってほしいと願うばかりです。
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ぽかぽか陽気の中で

2015-03-28 06:40:34 | じねんじょ
昨秋にキャンプ場の駐車場で落ちていたカヤランを、
我が家の裏の垣根に落ちてきた小枝なり差しておきました。

よお~く見ると芽がつき始めています。
観賞用のランとは比べようもない小さな花が咲くそうです。
地に根を張らず空中の水分だけで生き続けるカヤランに注目です。



ぽかぽか陽気のなかジネンジョ栽培の準備を始めました。
まずは資材の滅菌消毒から。



イチバンという薬剤を大桶に水で希薄させ、
育苗箱を瞬間でつけて出します。
40箱くらいあるので玄関口の花に見守られながら天日乾燥です。



ついでに野菜苗用のポットも消毒してあげました。



今度は一本薯と呼ぶ種イモを防腐と病気予防のため、
ベンレートTの200倍液の中へ20分間つけます。



育苗箱に新聞紙を敷き川砂とバーミキュライトをミックスさせた寝床材を敷き水をかけます。



種イモ30~40本を乗せ、特に発芽する首部を重点的にミックス資材を被せて水をかけます。
数日このままにして環境に慣らしてから加温ができる棚に移して発芽を待ちます。



あれやこれやをやりながら、
小学校で使っていた白板をいただいたので作業場に取付けることに。
大きし重いし、思案の結果窓を少々塞ぐが机の上にセットです。
磁気もあるので画鋲がいらなくなりました。



何か教室みたいになりましたね。
ここが私の作業場兼、例のBBQハウスです。
右側が大型冷蔵庫ですがこちら側は後日公開しましょう。
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恩師の遺稿

2015-03-26 16:59:56 | 人生
机の中を整理していたら一つの封筒が出てきました。
それは私が50代に早期退職して農業のまねごとをしますと、
高校時代の恩師に手紙した返事でした。
もう9年も前のことです。

先生も定年となって穏やかに暮らしているが、
自分で決めたことだから頑張ってやりなさいとの文面でした。

短歌で綴った先生の思いが別紙で添えられていました。
いま改めて読み返すと、
戦争と平和への熱い願いの中で辺野古沖への基地移設問題が詠まれています。

「基地移設の辺野古の海に透けをりし サンゴ想ひつ春キャベツ洗ふ」

まさに今、焦眉の問題を先生は9年前に心配して詠んでおられます。



女先生はこれを詠まれた1年後に、今の私より若くしてガンでこの世を去られました。
高校三年生時の担任でしたが本当にお世話になりました。

もう50年近く前の話になります。
私が卒業生代表で答辞を読んだのですが、
当時の私は今ではありえませんが正義感というか血気盛んで、
事前に生徒会指導部へ提出した下書きと違う内容を当日読んだのです。

これが直後の職員会議で問題となり、
卒業させるなというところまで話が進んだそうです。
でも恩師が社会に対して若者の率直な心情を前向きな内容で読んだものだから、
懲罰で前途を狂わせていけないと、
最後まで私を守ってくれたと後になって知りました。

私の人生の恩師です。
今年は私が高校三年生時代のクラス会幹事です。
これをコピーして学友に読んでもらおうと思います。




コメント (11)
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